エレガントでラグジュアリーな
美しいデザインを纏った
プレミアムサルーン・・・
GSE20系レクサスIS250!
静粛性高く快適な乗り味に
世界的にも評価が高い
シルキーなV6のフィール、
そして絶妙なサイズ感がもたらす
取回しや使い勝手の良さなど
魅力が多いGSE20系のIS250!
そんなGSE20 IS250の
中古相場をチェックしてみると
コミコミ50万前後とか安いのだと
15万~20万kmといった過走行車や
修復歴(事故歴)アリだったりが
多い印象ですよね?!
コミコミ120万あたりまで
予算をあげてみると
そこまで走っていない
レクサスIS250の中古車が
いろいろ選べるような状況ですが
いずれにしても
GSE20のIS250を中古で
狙っているなら気になるのは
買ってから急に故障や不具合がでないか
ってことじゃないでしょうか。
全国の整備工場さんから
部品の問い合わせを受ける
「部品商」の仕事をする中で
IS250の故障が多い箇所や弱点を
部品屋の視点でお伝えします!
◆目次
弱点①:オルタネーターの故障
クルマの発電機である
「オルタネーター」。
発電する際にヤケドするほどに
キンキンに熱を持つだけに
経年劣化が避けられません。
GSE20レクサスIS250の
特に前期型は年数が
たってきているので
いつトラブルが起きても
おかしくない状況にあります。
さらにベルトがかかる部分には
これまたトラブルの多い
「クラッチプーリー」が
採用されているので
・ひどいベルト鳴き
・クラッチ空回りで発電不良
といったリスクも・・・!
上の矢印部分がクラッチプーリー
で、気になるオルタネーターの
新品定価は約16万!
と高額ですし、
安価なリビルト品でも
部品代だけで5万コースと
ちょっと痛い修理代になります。
弱点②:エアコンの故障
春~秋に整備工場さんから
意外とお問い合わせが多いのが
・エアコンのコンプレッサー
エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが
20系のIS250の
特に前期~中期型モデルは
年数がたってきているだけに
経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり
こちらもいつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。
春~秋にかけて故障が多く
このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、
注意したいのが
修理代が高いということ。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって
コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
20万や30万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスがシステム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
注意点①:超高額な純正ナビの故障
GSE20系のIS250で
注意したい高額故障として
「純正ナビ」も気をつけたいポイント。
ナビも電気部品なだけに
年数がたてば急に壊れることも
おかしくはありませんが、
実際、整備工場さんから
新品が高いから
中古で安いの探してよ~
とお問い合わせがくることが
ちょこまかあります。
で、気になる新品の
定価はというと・・・約50万!
上の画像は純正マルチモニターですが
これが新品だと50万もしており、
中古で探してみても
なかなか見つからなかったり
あったとしても10万とかして
さらに交換工賃も加われば
けっこう痛い出費に・・・
エアコンの制御とかもこのモニターで行うのでナビが使えないだけでなくエアコン操作ができないなどいろいろと困った症状が発生しています。。。
せっかくIS250の中古を
お買い得プライスで買っても
こんな超高額部品が故障したら
目も当てられないので
注意したいポイントです。
この手の電気部品はホント「運」の問題というか・・・壊れる時は突然来ますので・・・
注意点②:ちょっと恐い燃料漏れのリコール
GSE20/GSE25のIS250では
気をつけたいリコールがあります。
エンジンルーム内で燃料漏れが起き
ガソリン臭がしたりするトラブル
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002250.html
H17年8/19~19年9/17
の期間に生産された
GSE20:FR
H17年8/19~19年9/12
の期間に生産された
GSE25:4WD
各モデルの20系IS250は、
エンジンの燃料配管において
燃圧センサーの締付が不適切で
だんだん緩んで燃料が漏れる
危険性があることから
リコールがアナウンスされた
経緯があります。
改善措置としては、
燃圧センサーのガスケットを
新品に交換して適切に締付ける
といった措置がとられています。
このトラブルは他車種もあわせ
少なくとも148件も発生して
リコールに発展していますし、
高温になるエンジンルーム内での
燃料漏れというのは怖いですし
エアコンをつけたら
ガソリン臭いなんてことにも
つながりかねないだけに
あなたが狙っている
GSE20/GSE25 IS250の中古が
リコールに該当するなら
改善措置を受けたか
しっかり確認したいところです。
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
なんてことがちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされているか
履歴を確認しておくのが安心です。
注意点③:カスタムされたIS250の中古車
20系IS250の
中古車情報を見ていると
ローダウンや社外アルミ、
マフラーなどセンスよくキマってて
いいね~、わかってるね~^^
と思ってしまうような
カスタム&ドレスアップされた
中古車もよくでていますが、
そんなカスタムされた
20系IS250の中古を買うなら
注意したいのが
・車検に適合したカスタムか
・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか
っていうこと。
もし車検に適合しない
カスタムがいろいろとされていて
純正パーツも残されていなかったら
車検を通す際や故障した際に
非常に困った状況に陥ります。
IS250の純正の中古パーツを探しても
なかなか見つからない状況ですし、
新品の純正部品は
レクサスなだけに高額です。
【※車検対応マフラーでも要注意!】
先日、仲のいい整備工場さんからマフラーのお問い合わせがきたのですが、お客さんのクルマには車検対応のマフラーがついてはいるものの経年劣化で音量が大きくなってしまい交換しないと車検がダメだから中古でマフラー探して~とお問い合わせがきたことが!
【※ヘッドライトやテールランプの「塗装」にも注意!】
整備工場さんから意外と多いのが、表面を黒く塗装してブラックアウトされたヘッドライトの塗装が落とせなくて車検に通せないから安い中古ヘッドライト探して~っていうお問い合わせ。
ヘッドライトやテールランプを塗装してブラックアウトしているカスタム車両はこんな落とし穴があるので注意したいところです・・・
そのためカスタムした部分を
元に戻さないと車検が通せないと
指摘されてしまった場合など
泣く泣く高額な新品で
部品交換する羽目に・・・
このようなリスクがあるだけに
ローダウンなどカスタムされた
IS250の中古を買うなら
・車検に適合したカスタムか
・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか
ということはしっかり確認してから
購入するのが安心です^^
※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^
注意点④:ダッシュボードの割れ、ベタつき
20系IS250の中古を
狙っているなら注意したい
年数がたったことによる
ダッシュボードの
「割れ」や「ベタつき」、
そして「白い粉吹き」・・・
20系のレクサスIS250に限らず、
トヨタや日産など他メーカーでも
2006年~2012年ぐらいの
年式のクルマはダッシュボードの
割れやベタつきとかが多くって・・・
どうやらこの頃のダッシュボード、
従来よりもリサイクル性を
高めるようにした結果、
経年劣化で割れたり
ベタつきがでやすいみたいで。
狙っているIS250の中古車の走行距離が浅くとも、年数がたったことによる劣化が避けられません・・・
このダッシュボードの劣化は
ネットの中古車サイトの写真だけでは
なかなか判別しにくいですが、
写真ではキレイに見えてても
実車ではすごくボロいってことも
あるので注意したいところです。
個人的にも2009年式の「前期最終」LS460を乗ってた時、ダッシュボードとかグローブボックスとか劣化が酷かった・・・距離は5万kmぐらいだったけど!
余談ですがダッシュボードとかのベタツキ、イタリア車とかではアルコール系で拭き取るっていうのがメジャーですけど、IS250ではやっちゃダメ、絶対。
IS250はアルコールとかで拭くと、もっと溶けていつまでもベタつきが収まらないし、ダッシュボードの「しぼ」も無くなって貧相な見た目になっちゃう危険性が・・・!
あなたもIS250の中古を買ったら、アルコール系の素材でダッシュボードを拭いたりしないように注意したいところですし、内装のウィルスとか除菌する時にも除菌剤がアルコール系じゃないか注意です・・・!
⇒GSE20系 IS250の中古、故障リスクを回避するには
ここまでお話してきたように
GSE20系のレクサスIS250は
弱点といって過言ではない
オルタネーターや純正のナビ、
エアコンのコンプレッサーの他にも
距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。
たとえば・・・
・セルモーター(スターター)
・オートマミッション
・センサー部品
・ドアミラーやヘッドライト
・ナビなど電装品
と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
あなたがIS250の中古を
買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
※一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に「中古車を買って2週間ですが故障してしてしまいましたが修理代の見積もりが20万近くって言われ・・・保証を付けてなかったので自費で修理になります。そのため安いリビルト品を探してます」なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒GSE20系IS250の中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
GSE20系のレクサスIS250を
中古で購入するなら気をつけたい
・オルタネーターの故障
・エアコンの故障
・超高額な純正ナビの故障
・燃料漏れのリコール
・カスタムされた中古車
・ダッシュボードの劣化
といった弱点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
GSE20系IS250の中古を
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
IS250の中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もしないでバッサリでしたし!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
でも見に行ったスカイラインが
バリモノだったしどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろ乗換えましたが
結局のところ一括査定をお願いするのが
一番高く売れる印象があります。
もしあなたも狙っている
GSE20系のIS250があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのGSE20系IS250に
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずは愛車の買取相場だけでも
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓