洗練されたフォルムに
先進のEVがインストールされた
クーペスタイルSUV・・・
ジャガー Iペイス!
インテリアに目を向けてみても
その見た目以上に広々と開放的だし
ジャガーならではな質感高い
ラグジュアリーな雰囲気が
ハンドルを握るたびに
あなたに大きな満足と優越感を
感じさせてくれるはず・・・
また、ゲリラ豪雨や台風などによる
洪水をはじめとした自然災害が
いつ自分の身に降りかかっても
おかしくない状況になった今日では
ジャガー Iペイスの車高の高さや
タフな4WD性能、オフロード性能は
安心感があってそういった面での
メリットも大きいですよね!?
でも、あなたもジャガー Iペイスを
新古車や中古で狙っているなら
いずれにしても気になるのは
買ってから急に故障しないか
っていうことじゃないでしょうか?!
今回はジャガー Iペイスを
新古車や中古で狙っているなら
注意したい故障や弱点を
「部品屋の視点」で
解説していきますよ~!
◆目次
弱点:ジャガー Iペイスは、EV=電気自動車であることが弱点!?
EVであるジャガー Iペイスは
電気自動車なのが弱点です!
・・・なんてことを言うと、
IペイスはEVだからいいのに
何を言ってるのこの人は!?
って思われちゃうかもしれませんが
普段の仕事で部品を卸す仕事をしてると
電気自動車=EVの「怖さ」を
感じる出来事がちょこまかあります。
ご存知の通りEV車は
普通のガソリンなど車にはない
・駆動用モーター
EVバッテリー
・インバーター
・電動エアコン
など電気自動車特有の部品が
数多く採用されていますが
これらの部品が故障すると
どえらい修理代に発展して
燃費がよくて浮いたガソリン代など
一瞬にして吹飛ぶような状況に!
先日も某ハイブリッドの
ミニバンに乗る一般ユーザーさんから
悲痛なメッセージとともに
部品の問い合わせがあったのですが
その内容はというと・・・
駆動用バッテリーと、インバーターが故障して、ディーラーで82万と言われました。あまりにも高いので安い中古はありますでしょうか。宜しくお願いします。
いや~82万って・・・
国産のハイブリッド車でも
こんな事例があるだけに
1000万クラスの
ジャガー Iペイスで不具合がでたら
どうなってしまうのか・・・
このようにEVのジャガー Iペイスは
故障した際に「高くつく」というのが
最大の弱点と言っても過言ではありません!
注意点①:ジャガー Iペイスはぶつけると高くつく!
ジャガー Iペイスの中古を買ったら
ホントに注意したいのが
「ぶつけると修理代が高い」
ということ!
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
ジャガー Iペイスはドアやバンパー、
ヘッドライト、フェンダーや
リヤゲート、ドアミラーなど
街中でもまず見かけることのない
絶対数の少なさからか
いろいろな外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。
変わった色、レアなカラーリングはホント絶望的で・・・!
そのため50万や100万が飛ぶような
修理代になってしまいます・・・
バンパーなんかは元々の部品価格が高いだけでなく
国産車と違って新品のバンパーを取り寄せても
「色が塗られていない」ことがほとんどなので
塗装代も別途必要となって大変なことに!
昔と比べ外車に対する
垣根は低くなったとはいえ
このような状況なので
ジャガー Iペイスを買ったら
ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。
先日、某外車ディーラーで自損事故で入庫しているクルマがあったのですが、担当氏に話を聞いてみたらそのオーナーさん、「車両保険は入っていたものの、月々の保険料を節約するために【車両 対 車両】の事故にしか対応しない契約にしちゃってて・・・」ということで
100万近い修理代の自己負担になっちゃったんだとか!ボディカラーも特別色の深みのあるパールで、その塗装もあって高くついちゃって~なんてことも言ってました・・・
ジャガー Iペイスをはじめ、この手の高級外車はやはり転ばぬ先の杖として自損事故も含めしっかりカバーしてくれる車両保険に入っておくのが安心と言えそうです^^(車両保険に入っておけば車両盗難のカバーもしてもらえますし!)
注意点②:新古車・未使用車の保証継承
ジャガー Iペイスの
中古車情報を見てると
・届け出済み未使用車
といった記載のある
走行距離「10km」とかの
新古車、未使用車もよくでてますが
そんなジャガー Iペイスの
新古車・未使用車や、
距離を走っていても
新車保証の期間内の年式が新しい
中古車を買うなら注意したいのが
新車の保証継承!
新車を買うと自動車メーカーの
「保証」が付帯されてきますが
新古車・未使用車を購入した際には
「保証継承の手続き」をしないと
新車の保証が受けられません・・・
この手続きには
別途費用がかかりますが
あなたも新古車・未使用車を
購入するならケチらずに
ちゃんと手続するのがおススメです!
でも、新古車や未使用車って
新車みたいなもんなんだし
保証継承なんかしなくたって
壊れることなんてないんじゃないの?
って思うかもしれませんが
意外とそうでもないのが怖いところで・・・
実際、日々の部品屋の仕事の中で
仲のいい中古車屋さんとかから
新車登録から半年とか
1年もたっていないようなクルマで
部品のお問い合わせがくるんですが
・メーターが動かないから中古で探して
・ナビが故障したから中古でない?
なんて感じで電話が来ます。
でも、新車登録から
半年や1年しかたってないクルマだから
「新車の保証」で
交換してもらえないんですか?
ってオヤジさんに言ってみると・・・
このお客さん、他の中古車屋で新古車で買ったんだけど、保証継承ケチって手続きしてないから保証を受けられないんだよ~。買った店とは「言った・言わない」で揉めてラチがあかないからウチにきたんだけどさ~
なんて話しが!
これが1度や2度なら
たまたまかな~と思うんですが
けっこうこんな話しで
部品のお問い合わせがきますし、
中古車屋のオヤジさんとかに聞いても
この手の話しは意外と少なくないそうで。
ほぼ新車と言っていいような
新古車・未使用車ですが
新しいクルマなのに
運悪く部品が壊れるっていうのは
ゼロではない状況ですし、
ちょっとした部品が壊れれば
10万や20万が飛んでいき、
モーターやミッション、
EV関連部品みたいな
大物部品が壊れようものなら
数十万~が飛んでいくだけに
あなたもジャガー Iペイスの
新古車・未使用車を狙っているなら
中古車販売店サイドに
保証継承はどうなっているか
しっかり確認するのが安心ですし
別途手続き費用がかかるなら
そこはケチらず保証継承するのが
転ばぬ先の杖だと思います・・・!
注意点③:車両火災の危険性
平成30年9/21~令和4/1/11
の期間に輸入された
ジャガー Iペイスは、
バッテリー関係の
制御プログラムが不適切なことから
バッテリーパックが異常過熱した際に
温度異常を監視できないことがあり
そのためバッテリーパック内の
リチウムイオン電池より火災が発生する
危険性があることから
リコールがアナウンスされた
経緯があります。
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004857.html
改善措置としては
配線を点検し損傷している場合は
制御プログラムを書き換える
という措置がとられています。
一度火がついたらなかなか消火できない
非常に危険なEV車両の火災なだけに
あなたが狙っている
ジャガー Iペイスの中古車が
リコールに該当するなら
改善措置を受けたかどうか
しっかり確認するのが安心です。
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ!
なんて回答することが
ちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされているか
履歴を確認しておくのが安心です。
注意点④:カスタムされたジャガー Iペイスの中古車
社外アルミやローダウンなど
いいね~、わかってるね~^^
と思ってしまうような
カスタム&ドレスアップされた
ジャガー Iペイスの中古を買うなら
要注意なポイントなのが
・車検対応のカスタムか
・純正部品は残っているか
っていうこと。
日々の仕事の中で
整備工場さんから車検がらみで
・サスペンション1台分
・センターとリヤのマフラー
・ヘッドライト
といったお問い合わせがよく来ます。
マフラーは音量だけでなく
認証がとれていないと車検が
通せなかったり厳しくなってますし、
ヘッドライトはイカリングとか
スゴイのが装着されててNGだから
安い中古を探して~ときたり、
いまダウンサスが入っているけど
最低地上高が足りてないし
ノーマルのバネは
お客さん持ってないって言うから
1台分探してよ~って感じで。
で、中古パーツを探してみても
レア車なジャガー Iペイスなだけに
中古パーツを探しても
なかなか見つかりません・・・
【※ヘッドライトやテールランプの「塗装」にも注意!】
整備工場さんから意外と多いのが、表面を黒く塗装してブラックアウトされたヘッドライトの塗装が落とせなくて車検に通せないから安い中古ヘッドライト探して~っていうお問い合わせ。
ヘッドライトやテールランプを塗装してブラックアウトしているカスタム車両はこんな落とし穴があるので注意したいところです・・・
新品で部品を交換するとなれば
すぐに10万や20万が飛んでいくだけに
車検に対応していない
カスタムがされた中古車だったり
純正部品が残っていない場合は、
あなたがIペイスを購入した後に
車検や故障した時など困った状況に
見舞われかねません・・・
カスタム・チューニングされた
Iペイスの中古車を買うなら
・車検に対応しているか
・純正部品は残っているか
といったことは
確認しておくのが安心です!
※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかなんかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^
⇒ジャガー Iペイスの中古、故障リスクを回避するには
最初にお話しした通り
ジャガー Iペイスは
「EV=電気自動車」であることが
魅力であり最大の弱点といえます。
EV関連の電気部品に
不具合やトラブルが発生すれば
フツーのガソリン車では考えられない
数十万~コース覚悟といったような
超高額な修理代の請求書が
空からヒラヒラと舞い降ります。
そして浮いたガソリン代など
一瞬にして吹飛ぶどころか
EV意味ないじゃん(怒)
と、後悔しかねません・・・
距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくないのは
認識しておきたいところですが
EV関係以外にもたとえば・・・
・CVTミッション
・パワステ関係
・ドアミラーやヘッドライト
ヘッドライトに不具合がでようものなら超高額な【ヘッドライト丸ごと交換】のリスクが!(個人的にも某BMWの中古車で納車翌日にポーンっていう恐怖のお知らせ音とともに「ロービーム異常」という警告表示がされてLEDヘッドライト交換⇒50万コースの修理代になったことが!)
・センサー部品
・ナビなど電装品
先日も某ディーラー担当者と話しをしてたところ、純正ナビの画面が真っ黒=ブラックアウトの故障で入庫してる某高級外車がいたんですが、どうやら修理に50万コースらしく・・・やっぱりいい値段してます、この手の電装品!!
と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
ジャガー Iペイスの中古車を
買ってから急に故障する可能性も
ゼロではありません。。。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒ジャガー Iペイスの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
ジャガー Iペイスの新古車や中古を
買うなら注意したいポイントなど
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あとは狙っている
ジャガー Iペイスの中古があるなら
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
ジャガー Iペイスの中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
スカイラインクーペの中古車が
クルマで小一時間くらいの近所に
いいのがでていたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされていて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
乗ってきた愛車を見もしないでバッサリ・・・
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
ジャガー Iペイスの中古車があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのIペイスの中古車に
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずは愛車の買取相場だけでも
確認してみてはいかがでしょうか?!
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓