BMW5シリーズ F10系の弱点や故障。【部品屋の視点】で解説するよ

F10 BMW5シリーズ 評価

 

高級車にふさわしい
洗練されたオーラを放ちつつも

ハンドルを少し切るだけでも
気持ちいいと感じさせるフィールで

運転する楽しみももたらしてくれる
ラグジュアリーな1台・・・

F10系のBMW5シリーズ!

ドアを開けてみればBMWにふさわしい
スタイリッシュで極めて質感の高い
インテリアが広がり

ハンドルを握り腰を下ろすたび
あなたに大きな満足と優越感を
もたらしてくれるはず・・・

F10 BMW5シリーズ 内装
F10 BMW5シリーズ 質感
F10 BMW5シリーズ 居住性

 

そんなF10系のBMW5シリーズの
中古相場をチェックしてみると、

元々が700万~800万クラスの
高級車にも関わらず

コミコミ150万ぐらいの予算で
そこまで走ってない直6搭載の
523iとかが買えちゃうような

すごくお買い得な相場だな~と!

逆に15万kmとか20万kmとか走ってる過走行もいいところっていう5シリーズが50万円以上してるってのも驚きです!そういう意味では根強い人気、需要があって距離を走ってもリセールが期待できるっていうことですけど^^

F11 BMW5シリーズツーリング 中古

 

高級車にふさわしい
洗練された質感やフィールに、

色あせない美しいデザインも魅力的な
F10系のBMW5シリーズですが
あなたも中古で狙っているなら

いずれにしても心配なのは
中古で買ってから急に故障しないか
っていうことじゃないでしょうか?!

今回はF10系BMW5シリーズを
中古で狙っているなら注意したい
故障や弱点といった部分を

「部品屋の視点」
解説していきますよ~!

 





 

 

弱点①:エアコンのコンプレッサー

カーエアコン

エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが

F10系BMW5シリーズは2010年に
登場と年数がたってきているだけに
年数や距離を走った中古車では

経年劣化による不具合・トラブルは
避けることができずいつ壊れても
おかしくない状況です・・・

 

焼付きやガラガラ異音といった
不具合が春~夏~秋に多く

特に夏場は整備工場さんなどから
国産車・外車を問わず
けっこう注文をいただきます。
(=それだけ壊れているっていうこと)

カーエアコン参考画像

 

で、このエアコンのコンプレッサー、

注意したいのが
修理代が高いということ。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
20万や30万が飛んでいく状況です!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスがシステム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

 

 

弱点②:オルタネーター(発電機)

オルタネーター 発電機

次にF10 BMW5シリーズの中古で
注意したい弱点な部品なのが
オルタネーター!

オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが

発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。
ヤケドするほどキンキンになります!

この熱の影響なのか
こちらもコンプレッサーと同じく

特に夏場の暑い季節には
整備工場さんからお問合せが多く

修理交換となれば
安価な社外品の在庫があれば
それでも10万コースは覚悟!
グレードによっては安価な社外品の在庫がどこを探しても無いこともあるんで厄介です・・・

 

そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
レッカーを呼んだりしたり

バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!

 

 

弱点③:ラジエターからの水漏れ

ラジエター 参考画像

経年劣化によるトラブルが避けられず
こちらも整備工場さんなどから

お問い合わせが
ちょこまかくるラジエター。

安価な社外新品のラジエターで
修理・交換するにしても

ラジエター本体だけでなく
ホース類などの周辺パーツ代、

冷却水代、交換工賃と加わって
20万コースは覚悟の高額修理に!

 

で、このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも

年数がたったことによる経年劣化
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!

私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)

急にきます、ラジエターの水漏れ!

マセラティ クアトロポルテ 不具合

 

 

注意点①:エンジンの中はキレイ?!

エンジン内部の汚れ

 

F10系BMW5シリーズの
中古を購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが

エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。

オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり

エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!

整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!

 

そのためお目当ての
BMW5シリーズの中古車があるなら
購入前に必ず確認したいのが

オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。

エンジン内部の汚れ
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたらちょっとヤバイです、そのクルマ!

 

もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら

後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!

特に直4ターボ、直6ターボのBMW5シリーズはオイル交換をちゃんとされていなかった中古車をつかんでしまったらタービンブローなどの高額故障の危険性もありますし・・・

ターボの参考画像

 

また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような

愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら

後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・

中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。

オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと

下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。

そんな状況ではなにかとヤレ
劣化がでてしまいがちですので、

ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや

オイル交換とかがされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^

あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。

こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかる
ポイントだと思っていますので。

オイル交換

 

 

注意点②:F10系BMW5シリーズはぶつけると高くつく!

板金修理

 

F10系BMW5シリーズを買ったら
ホントに注意したいのが

「ぶつけると修理代が高い」

ということ!

クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、

それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば

鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。

しかしF10系BMW5シリーズは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
ドアミラーなどといった

ありとあらゆる外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。

 

F10/F11のBMW5シリーズは
街中でよく見かけるメジャーどころな
クルマではありますが

国産車と比べれば
どうしても絶対数が少ないので

その結果としてバンパーなどの
中古部品が流通しないという
困った状況にあります。

変わった色、珍しいカラーだとホント絶望的です!

 

で、困ったことに外車は
部品代が国産車と比べて高く

すぐに40万や50万が飛ぶような
修理代になってしまいます・・・

 

新車価格も、中古車価格も
国産車とあまりかわらないような
水準になってきている状況ですが

こういった「部品代」を観察すると
やはり外車は外車という感じです・・・

バンパーなんかは元々の部品価格が高いだけでなく国産車と違って新品のバンパーを取り寄せても「色が塗られていない」ことがほとんどなので塗装代も別途必要となって大変なことに!

板金修理

 

そして5シリーズツーリングは
特に注意したい部分として

「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあいます!

F11 BMW5シリーズ ツーリング 注意点

 

ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。

この画像からもわかるように
BMW5シリーズツーリングのバンパーは
厚みがあまりなく薄いデザインなので

後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが

このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・

安価な中古のリヤゲートは
なかなか見つかりませんし、

板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には

新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、
高額修理覚悟の状況です!

このような状況なのであなたも
BMW5シリーズを中古で買ったら

ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。

 

先日、某外車ディーラーで自損事故で入庫しているクルマがあったのですが、担当氏に話を聞いてみたらそのオーナーさん、「車両保険は入っていたものの、月々の保険料を節約するために【車両 対 車両】の事故にしか対応しない契約にしちゃってて・・・」ということで

そんなにひどくぶつけたようには見えなかったけど100万近い修理代の自己負担になっちゃったんだとか!ボディカラーも特別色の深みのあるパールで、その塗装もあって高くついちゃって~なんてことも言ってました・・・

F10系のBMW5シリーズをはじめ、外車は国産車と違ってコンパクトクラスでも部品代が想定外に高いことも多々あるので、転ばぬ先の杖として自損事故も含めしっかりカバーしてくれる車両保険に入っておくのが安心と言えそうです^^(車両保険に入っておけば車両盗難のカバーもしてもらえますし!)

 

 

注意点③:オイル漏れ、冷却水漏れでエンジンがぶっ壊れる危険性

BMW5シリーズ エンジントラブル

 

F10/F11のBMW5シリーズは
エンジンオイルフィルターの
モジュールの材質が不適切なことから

エンジンの熱の影響で膨張、
変形して冷却水やオイルが漏れ

エンジンが故障し走行不能になる
危険性があることから

リコールがアナウンスされた
経緯があります。

 

【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002080.html

 

BMW エンジン故障 リコール

 

 

平成23年9/6~24年1/3
の期間に生産された
XG20:523i(2L直4)

 

平成23年8/11~24年1/3
の期間に生産された
XL20:523iツーリング(2L直4)

 

平成23年8/22~24年1/9
の期間に生産された
XG28:528i(2L直4)

 

平成23年8/22~24年1/4
の期間に生産された
XL28:528iツーリング(2L直4)

 

平成23年8/11に生産された
FR35:BMW535i(3L直6)

 

これら各F10/F11の
BMW5シリーズが該当し
改善措置としては、

オイルフィルターモジュールを
対策品に交換する

といった措置が取られていますが

このトラブルは他車種も合わせ
実際に少なくとも17件も発生して
リコールになっていますし

エンジンがぶっ壊れかねない
非常に恐い内容なだけに

あなたが狙っている
F10 BMW5シリーズの中古車が
リコールに該当する個体なら

改善措置を受けたかどうか
しっかり確認するのが安心です。

F10 BMW5シリーズ 中古車 注意点

 

でも「改善措置」なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?

 

そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。

普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると

あれ?これリコールになってますよ

サービスキャンペーン対象なので
ディーラーに行けばタダですよ

なんてご案内することが
ちょこまかあります。

どんな経緯で改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが

こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので

店頭で販売されている中古車が
必ずしもリコールの改善措置を
受けているとは限りません。

オイルや冷却水が漏れて
エンジンが壊れる危険性がある
トラブルなだけに

あなたが狙っている
F10系BMW5シリーズの中古車が
リコールに該当する期間のクルマなら

購入前にしっかりチェックするのが
おススメですし、安心です!

 

※今回のリコールに関わらず、この部分のくぼみに漏れたオイルが溜まってたり、漏れたオイルでベタベタになって汚れてたりとしているケースが多いF10系BMW5シリーズ。

F10 BMW5シリーズ 中古 注意

そのためあなたも狙っている中古車があるなら、この部分にオイル漏れや汚れがひどくないかボンネットを開けてしっかり確認したいところです・・・!

 

 

注意点④:雨漏り、水漏れで床下が浸水!

BMW5シリーズ F10系 注意点

 

F10系のBMW5シリーズで
持病とも言える雨漏り、水漏れで
床下がびしょ濡れに浸水するトラブル。

この雨漏り、水漏れの
発生原因として多いのは

①エンジンルーム隔壁の
ステアリングシャフトめくらキャップ

②ドアの内張内部の剝がれや劣化

 

まず①は、右ハンドルの
F10系BMW5シリーズで要注意。

BMW 水漏れ 雨漏り

 

上のイメージ画像のように
右ハンドル化に伴い

左ハンドルのステアリングシャフトが
元々貫通していた部分は穴が開きますが、

その穴をふさぐためのメクラ蓋部分から
雨水が侵入して助手席の足元が浸水し、

さらに進行すると左後席の足元まで
ビチョビチョになるぐらいに
水が溜まって・・・となってしまいます!

BMW 水漏れ
ステアリングシャフトの穴をふさぐためのメクラキャップ。上の画像の左側のキャップは元々車両についていた古いキャップですが、どうやらこのキャップがある部分が袋状になっていて「水抜き穴」が埃などで詰まって水が溜まり、劣化したキャップの隙間から水が室内に侵入するようで。。。キャップの下半分が黒ずんでいるのが水がたまっていた状況を物語っています・・・

 

次に雨漏り、水漏れする原因の
ドア内張の内側の劣化や剝がれ。

BMW ドア 水漏れ

 

上のイメージ画像のように
ドアの内側のシーリングが劣化して
剥がれたりすることで水が室内に入り

フロアマットがグチャグチャになるぐらい
水たまりになってしまうことも・・・

F系のBMWは室内の雨漏り、水漏れは
定番の持病とも言うべきトラブルなだけに

あなたも狙っている
F10系BMW5シリーズの中古があるなら

フロアマットなどを触ってみて
湿っていないかどうかを
しっかり確認したいところです。

雨漏りしている中古車を買っちゃうと
カビ臭さといったニオイの問題だけでなく

車体のサビや床下の電気配線類の劣化など
厄介なことに見舞われますので・・・

もし水漏れ、雨漏りの気配があるなら
ステアリングシャフトキャップの
交換修理で3~4万程度、

ドア内張などの水漏れ修理も
3~4万程度とそこまで費用は
高額にはならないので

しっかり補修するのがおススメです。

 

 

注意点⑤:カスタムされたF10系5シリーズの中古車

BMW535i カスタム

 

F10系BMW5シリーズの
中古車情報を見ていると

ローダウンやマフラー、
アルミなどセンスよくキマってて

いいね~、わかってるね~^^

と思ってしまうような
カスタム&ドレスアップされた
中古車もよくでていますが、

そんなカスタムされた
F10系BMW5シリーズの
中古を購入するなら

・車検に適合したカスタムか

・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか

っていうことは要注意です!

もし車検に適合しない
カスタムがいろいろとされていて
純正パーツも残されていなかったら

車検を通す際や故障した際に
非常に困った状況に陥ります。

BMW5シリーズは前述したように
純正の中古パーツを探しても
なかなか見つからない状況ですし、

新品の純正部品は
思いのほか高額です。

そのためカスタムした部分を
元に戻さないと車検が通せないと
指摘されてしまった場合など

泣く泣く高額な新品で
部品交換する羽目に・・・

【※車検対応マフラーでも要注意!】
先日、仲のいい整備工場さんからマフラーのお問い合わせがきたのですが、お客さんのクルマには車検対応のマフラーがついてはいるものの経年劣化で音量が大きくなってしまい交換しないと車検がダメだから中古でマフラー探して~とお問い合わせがきたことが!

F10 BMW5シリーズ カスタム

【※ヘッドライトやテールランプの「塗装」にも注意!】
整備工場さんから意外と多いのが、表面を黒く塗装してブラックアウトされたヘッドライトの塗装が落とせなくて車検に通せないから安い中古ヘッドライト探して~っていうお問い合わせ。

ヘッドライトやテールランプを塗装してブラックアウトしているカスタム車両はこんな落とし穴があるので注意したいところです・・・

 

このようなリスクがあるだけに
マフラーやなどカスタムされた

F10系BMW5シリーズの
中古車を買うなら

・車検に適合したカスタムか

・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか

ということは
しっかり確認してから
購入するのが安心です^^

 

※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^

コルベット C7 評価

 

 

⇒F10 BMW5シリーズの中古、故障リスクを回避するには

F10 BMW5シリーズ 価格

 

ここまでお話してきたように
F10系BMW5シリーズの中古車には

いろいろ注意したい弱点ともいうべき
不具合が避けられない部品がありますが

距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。

弱点のところでお話しした
エアコンのコンプレッサーや
発電機であるオルタネーター以外にも

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・ATミッション
オートマ 参考画像

・ドアミラーやパワーウインド関係
F10 BMW5シリーズ 故障

・センサー部品
センサー部品の参考画像

・ナビやヘッドライトなど電装品etc.
BMW5シリーズ F10系 故障
ヘッドライトに不具合がでようものなら超高額な【ヘッドライト丸ごと交換】のリスクが!(個人的にも某BMWの中古車で納車翌日にポーンっていう恐怖のお知らせ音とともに「ロービーム異常」という警告表示がされてLEDヘッドライト交換⇒50万コースの修理代になったことが!)

 

と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがBMW5シリーズの中古を
買ってからすぐに故障する可能性も
ゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・

F10 BMW5シリーズ 維持費

 

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

 

※一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に「中古車を買って2週間ですが故障してしてしまいましたが修理代の見積もりが20万近くって言われ・・・保証を付けてなかったので自費で修理になります。そのため安いリビルト品を探してます」なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

 

※また、中古車販売店の保証に加え自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒F10系BMW5シリーズの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

F10 BMW5シリーズ 中古

 

F10系BMW5シリーズの
中古を買うなら気をつけたい

・エアコンの故障

・オルタネーターの故障

・エンジンの中はキレイか?

・ぶつけると高くつく

・オイル漏れ、水漏れのリコール

・雨漏りで床下がびちょ濡れ

・カスタムされた中古車

 

など弱点や注意点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
F10 BMW5シリーズの中古車を

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

F10 BMW5シリーズ 欲しい

 

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
F10系BMW5シリーズの
中古を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

 

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もしないでバッサリでしたし・・・

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・

でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

 

この後もいろいろ乗換えましたが
結局のところ一括査定をお願いするのが
一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
F10系BMW5シリーズの
中古車があるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのF10 BMW5シリーズに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる
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