よりスタイリッシュに
洗練されたデザイン、
走りやインテリアの
質感も磨きがかけられた
6人乗り、7人乗りの
コンパクトミニバン・・・
2代目のGB5/GB6 フリード!
そんなGB5、GB6の2代目フリードの
中古相場をチェックしてみると、
10万kmオーバーmの過走行車でも
事故歴(修復歴)アリでも
コミコミ120万~はしてるような
人気の高さがうかがえる
2代目フリードの中古車相場だなと!
買うときに高いっていうことは、乗換えとかで売る時にも高く買い取ってもらえる傾向にあってリセールが期待できるってことでもありますけど^^
カッコもいいし、使い勝手もいいし、
低燃費で安全性も抜かりなし。
質感高い作りに、走りも良しと
全方位に魅力的なコンパクトミニバンの
2代目 GB5/GB6のフリードですが、
あなたも中古で狙っているなら
いずれにしても気になるのは
買ってから急に不具合やトラブルが
でないかってことじゃないでしょうか!?
今回はGB5、GB6のフリードを
中古で買うなら注意したい
弱点、トラブルが多い部分を
部品屋の視点で解説していきますよ~!
◆目次
弱点①:エアコンのコンプレッサー
2代目フリードの中古で注意したい
年数や距離を走ればトラブルが
避けられない部品なのが・・・
・エアコンのコンプレッサー
エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが、
年数や距離を走ったフリードの中古車は
コンプレッサーの焼付きや異音といった
トラブルが避けられない状況にあり
いつ壊れてもおかしくない
状況であるともいえます。
エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く
このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、
注意したいのが
修理代が高いということ。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって
コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
弱点②:オルタネーター(発電機)
次にGB5、GB6の
2代目 フリードの中古で注意したい
年数や距離を走れば故障が避けられない
弱点な部品が・・・オルタネーター!
オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが
発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。
この熱の影響なのか
コンプレッサーと同じく
特に夏場の暑い時期には
整備工場さんからお問合せが多く
修理交換となれば
安価なリビルト品で交換しても
5万コース覚悟の高額修理ですし、
そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!
注意点①:エンジンの中はキレイ?!
2代目フリードやフリードプラスの
中古を購入するなら注意したい、
必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!
そのため狙っている
フリードの中古車があるなら
購入前に必ず確認したいのが
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかがされていたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかるポイントだと思っていますので。
注意点②:フリードはぶつけると高くつく!
GB5/GB6 フリードの中古を
買ったらホントに注意したいのが
「ぶつけると修理代が高い」
ということ!
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
しかしGB5/GB6 フリードの
ドアやバンパー、ヘッドライト、
リヤゲートなど外装部品の中古が
みんなぶつけてしまうからなのか、
意外と見つからない状況です。
見つかっても状態が悪かったり!
そんな状況だから珍しい色、
あまり見かけない車体色だと
ホント絶望的・・・!
で、フリードで特に注意したいのは
「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあうということ。
ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。
この画像からもわかるように
GB5・GB6フリードのリヤバンパーは
デザイン的に非常~に薄いので
後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが
このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・
運よく同じ色の中古が見つかっても
10万前後が飛んでいきますし、
タイミング悪く中古で同色の
リヤゲートが見つからず
さらには板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には
新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、
20万や30万が飛んでいくような!
このような状況なのであなたも
フリードやフリード+を買ったら
ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。
でも、2代目フリードには「後退時のブレーキサポート」があるからリヤゲートとかぶつけることってないんじゃないの?
はい、確かに2代目フリードには
ホンダセンシングが装備されてるので
後退時の自動ブレーキ機能がありますが
それでも100%事故を
防いでくれるわけではありません。
この手のブレーキサポートが装着された
新しい軽自動車とかでも板金工場さんから
意外とリヤゲートとかリヤバンパーの
お問い合わせが来るんですが
話しを聞くと「自損事故」ってことも
思いのほか少なくないんです・・・
そのためあなたも
2代目フリードを中古で買ったら
ぶつけないよう注意したいところです!
先日も取引先の方が、某アイサイト最新Verを搭載した車でバック駐車しようとした際にあやうく後ろのクルマに突っ込むところだったと・・・!
その駐車場は狭くて輪止めのない駐車場で、左前の壁とかに気を取られて後方のチェックを怠っていたから、後ろのクルマにあと1cmでぶつかるところだったと!(指一本分しか隙間がなく、ホント焦ったとのことで・・・)
ここで興味深いのが、いつもならこんな状況なら事前に警告音とか進まなくなったりと安全機能が働くのに、この時には何も反応しなかったらしく・・・
安全装備があっても100%カンペキはないだけに、駐車時などぶつけないよう注意したいところです!
注意点③:ブレーキの効きが悪くなる危険な不具合
GB5/GB6の2代目フリードには
ブレーキフルードが漏れて
制動距離が伸びる危険性から
リコールがだされた経緯があります!
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002996.html
平成28年8/3~30年2/19
の期間に生産された
GB5:前輪駆動車
平成28年8/23~30年2/14
の期間に生産された
GB6:4WD車
これら各モデルの
2代目フリードやフリード+は、
ブレーキペダルを踏んだ際の
油圧を伝達する装置である
ブレーキマスターシリンダーにおいて
エンジンからの熱影響などで
ブレーキフルードが漏れてしまい
ブレーキの効きが低下し
制動距離が伸びる危険性から
リコールがアナウンスされた
経緯があります。
このトラブルは他車種もあわせ
少なくとも142件も発生して
リコールになっていますし、
そのうち2件の物損事故も
実際に発生しているだけに
あなたが狙っている
GB5、GB6 フリードの中古が
リコールに該当しているなら
改善措置を受けたかどうかの
確認はMUSTと言えそうです。
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
って思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
なんてことがちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当てのフリードの中古を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされたか
履歴を確認しておくのが安心ですし
実際にブレーキの効きが悪くなり
物損事故も発生しているだけに
用心したいところです・・・!
⇒2代目フリード、故障リスクを回避するには
年数のたった、距離を走った
GB5/GB6 フリードの中古車は
経年劣化でいつ故障が起きても
おかしくないのは認識して
おきたいところです。
弱点のところでご紹介した
エアコンのコンプレッサーや
オルタネーターの他にも注意したい
部品として例えば・・・
・セルモーター(スターター)
・CVTミッション
・ドアミラーやスライドドア
・ラジエター
・センサー部品
など、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
あなたがフリードの中古を買ってから
すぐに故障する可能性もゼロでは
ありません。。。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒フリードの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
GB5/GB6のホンダフリードを
中古で買うなら気をつけたい
・エアコンの故障
・オルタネーターの故障
・エンジンの中はキレイか
・ぶつけると高くつく
・ブレーキのトラブル
などトラブルが多い弱点などを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
フリードやフリードプラスの中古を
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
フリードの中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見もせずに言われましたし!
でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
2代目フリードの中古車があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのGB5/GB6 フリードに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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