アーバンスタイリッシュな
洗練されたデザインに
スバル伝統の水平対向エンジンと
4WDのたくましい走りが融合した
美しきSUV・・・
GP7 スバルXV!
また、GP7 スバルXVの
4WD性能や車高の高さは
ゲリラ豪雨や台風などによる
洪水や道路冠水といった自然災害が
いつ自分の身に降りかかっても
おかしくない状況になった今日では
安心感があってそういった面での
メリットも大きいですよね!?
そんなGP7 スバルXVの
中古相場をチェックしてみると、
人気の高いモデルなだけに
コミコミ100万ぐらいでも
10万km前後の過走行だったり
事故歴(修復歴)アリなのが
多い状況ですよね~
140~150万ぐらいに予算を上げると
そこまで走ってない距離浅の中古が
探せるような状況でしょうか!?
スタイリッシュなデザインや
スバルならではの走りの良さ、
そしてアイサイトによる安全性、
レギュラーガソリンでOKな経済性と
いろいろ魅力的なスバルXVですが
気になるのは買ってから急に
故障や不具合がでないかって
いうことじゃないでしょうか?!
今回はGP7 スバルXVを
中古で買うなら注意したい
弱点、トラブルが多い部分を
解説していきますよ~!
◆目次
弱点①:エアコンの故障
GP7 スバルXVを
中古で買ったら注意したい
春~秋には整備工場さんから
お問い合わせが多い=壊れてる
弱点な部品なのが・・・
・エアコンのコンプレッサー
エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが、
経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり
特にGP7 スバルXVは
2012年に登場と前期型は
年数がたってきているので
いつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。
エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く
このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、
注意したいのが
修理代が高いっていうこと。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって
コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスがシステム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
弱点②:オルタネーター(発電機)
次にGP7 スバルXVの中古で
注意したい弱点な部品なのが
オルタネーター!
こちらも整備工場さんから
お問い合わせが増えている
弱点な故障部品といえます。
オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが
発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。
こちらも熱の影響なのか
エアコンのコンプレッサーと同じく
特に夏場の暑い時期は
整備工場さんからのお問合せが多く
オルタネーターを交換となれば
安価なリビルト品で交換しても
5万コース覚悟の高額修理ですし、
そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
走行不能、立往生に見舞われ
レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・と
なにかと費用がかさみがちです!
弱点③:ラジエターからの水漏れ
経年劣化によるトラブルが避けられず
こちらも整備工場さんなどから
お問い合わせが
ちょこまかくるラジエター。
安価な社外新品のラジエターで
修理・交換するにしても
ラジエター本体だけでなく
ホース類などの周辺パーツ代、
冷却水代、交換工賃と加わって
10万コースは覚悟の高額修理に!
で、このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも
年数がたったことによる経年劣化で
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!
私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)
急にきます、ラジエターの水漏れ!
注意点①:エンジンの中はキレイ?!
GP7 スバルXVの
中古を購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!
そのためお目当ての
GP7 スバルXVの中古があるなら
購入前に必ず確認したいのが
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたらちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、基本的なメンテナンスである
エンジンオイルの交換すらされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレの中古車をつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかが定期的にされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかるポイントだと思っていますので。
注意点②:エンジンがぶっ壊れる危険性
GP7のスバルXVを
中古で狙っているなら
絶対に注意したいトラブルがあります。
それはリコールがアナウンスされた
「エンジン不調や異音」!
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003148.html
平成24年1/17~25年6/6
の期間に生産された
GP7のスバルXVは、
エンジン内部の部品である
「バルブスプリング」の設計が
不適切なことから折れてしまい
異音が発生したり
エンジン不調になったり、
走行中にエンジンが停止してしまう
危険性があることから
リコールがアナウンスされた
経緯があります。
改善措置としては、
バルブスプリングを
対策品に交換する
といった措置がとられていますが
このトラブルは他車種も含め
少なくとも94件も発生して
リコールに発展していますし、
高速や幹線道路などで
このトラブルが発生して
エンスト、立往生しようものなら
後ろから突っ込まれる事故に発展する
危険性もある非常に怖い内容だけに
あなたが狙っている
GP7 スバルXVの中古車が
リコールに該当する車両なら
改善措置を受けたかどうかは
しっかり確認するのが安心です!
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
なんてことがちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないのですし
エンジンがぶっ壊れてかねない
危険すぎる内容なだけに
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされているか
履歴を確認しておくのが安心です。
注意点③:マフラーのサビ、腐食
卓越した4WD性能ゆえに
降雪地域でも使用されることが
多い車種だからなのか、
GP7のスバルXVで整備工場さんから
意外とお問い合わせが多いのが
マフラーがサビでボロボロになって
腐食してしまい排気漏れしてるから
安い中古のマフラーを
探してくれっていうお問い合わせ。
で、GP7 スバルXVの
中古のマフラーを探してみても
なかなか見つかりません・・・
GP7 スバルXVは海外での
人気も高く需要があるので
廃車や事故車が入庫すると
すぐにショップさんが
クルマ丸ごと引取ったり、
外人さんが丸ごと輸出で
おさえてしまったりと
部品取りされる機会がなく
ありとあらゆる部品の中古が
流通してない状況なんです・・・
だからバンパーとかドアとかもぶつけると安い中古品が見つからないから高額修理に!
でもマフラーならサビても
交換すれば済む話ですが
もっと注意したいのは
車体にひどいサビや腐食が
ないかということ。
スバルXVに限らずですが
北海道や東北など降雪地で
走っていた場合は
融雪剤などの塩害によって
ちゃんとメンテナンスされていないと
腹下にサビや腐食がでてしまいます。
こんなことが関係してか
ネットでGP7 スバルXVの
中古車情報を見ていると
「関東仕入の車両」
「本州仕入れ」
「道内未使用」
「下回りキレイ」
なんてわざわざ記載している
中古車屋さんもあるほど。
でも、関東仕入のクルマであっても
冬にスキーやスノボによく行ってたなら
油断はできません。
あなたも「これは!」と思う
1台を見つけたらお店の人に頼んで
リフトアップしてもらうなど
ボディ下面や足回り、マフラーなど
サビのチェックは
しっかりしたいところです。
もしサビサビな状態なら
買ってから苦労するのが
目に見えてますので・・・
※特にリフトアップなんかはお店に頼んだ時に快く対応してくれるかどうかでお店の良し悪しも垣間見ることができちゃいますね^^
注意点④:スバルXVはぶつけると高くつく!
GP7 スバルXVの中古を
買ったらホントに注意したいのが
「ぶつけると修理代が高い」
っていうこと!
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
しかしGP7 スバルXVは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
リヤゲートなど外装部品の中古が
マフラーのところで前述したように
なかなか見つかりません・・・
20万㎞オーバーとかの
過走行車でボロボロだったとしても
事故車でグッチャリいってても
解体ヤードにクルマが入庫すると
すぐに外人バイヤーさんなどが
廃車になったスバルXVを
クルマ丸ごと輸出してしまうので
「部品取り」されることもなく
どんどん国外へ流出してしまい
その結果としてバンパーなども
中古部品が流通しないという
困った状況にあります・・・・。
スバル系は海外需要がすごいようで・・・!
そんな状況だから珍しい色、
あまり見かけない車体色だと
ホント絶望的です・・・!
このような事情があって
スバルXVをぶつけて壊すと
高い新品部品で板金塗装など
修理代が高くなりがちです!
で、特に注意したいのは
「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあうということ。
ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。
後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが
このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・
運よく同じ色の中古が見つかっても
10万前後が飛んでいきますし、
タイミング悪く中古で同色の
リヤゲートが見つからず
さらには板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には
新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、
20万コースも覚悟みたいな!
このような状況なので
あなたもGP7 スバルXVを
中古で買ったら
ぶつけると高くつく
というのは覚えておきたいですし
注意したいポイントであります。
⇒GP7 スバルXVの中古、故障リスクを回避するには
ここまでお話してきたように
GP7 スバルXVの中古車には
いろいろ注意したい弱点というべき
不具合の多い部品がありますが
距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。
弱点のところでお話した
エアコンのコンプレッサーや
発電機であるオルタネーター
以外にもたとえば・・・
・セルモーター(スターター)
・CVTミッション
・パワステ関係
・センサー部品
・ナビなど電装品
と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
あなたがGP7 スバルXVを
中古で買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
※一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に「中古車を買って2週間ですが故障してしてしまいましたが修理代の見積もりが20万近くって言われ・・・保証を付けてなかったので自費で修理になります。そのため安いリビルト品を探してます」なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒GP7 スバルXVの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
GP7 スバルXVの
中古車で気をつけたい
・エアコンの故障
・オルタネーターの故障
・ラジエターの水漏れ
・エンジン内部の汚れ
・エンジンが壊れる危険性
・マフラーのサビ、腐食
・ぶつけると高くつく
などトラブルが多い弱点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
スバルXVの中古車を
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
GP7 スバルXVの中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見ずに言われましたし!
でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろ乗換えましたが
結局のところ一括査定をお願いするのが
一番高く売れる印象があります。
もしあなたも狙っている
GP7 スバルXVの中古車があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのスバルXVの中古車に
予定を前倒しで乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓