気品あふれる優雅なデザインに
高級車にふさわしい質感と
なめらかなフィール・・・
GRS191 レクサスGS350!
そんなGRS191のGS350、
中古相場をチェックしてみると
コミコミ50万以内だとさすがに
初期モデルの10万kmオーバーとか
修復歴ありなものばかりですが、
100万ぐらいの予算で考えるなら
後期型のそこまで走っていないのも
探せるお買い得な状況ですよね!?
でも、いずれにしても
GRS191のレクサスGS350を
中古で狙っているなら気になるのが
買ってから急に故障や不具合がでないか
ってことじゃないでしょうか?!
今回はそんなレクサスGS350の
故障や弱点を「部品屋の視点」で
解説していきますよ~!
◆目次
GS350に弱点はあるか?
GRS191 GS350で注意したい
弱点ともいうべき故障が多い
部分はあるのか?!
その答えは・・・
特にコレといって無し!?
ではないか、ということ。
GRS191のGS350には不思議と
「定番」といえるような
故障が多い部品ってないと思います。
その理由は、日々の仕事の中で
整備工場さんやディーラーさんから
GS350の部品のお問い合わせが
ほとんどありません^^
あれだけ売れたレクサスGS350で
いまも数多く走っているのに
整備工場さんからお問合せが
ほとんど来ることがないので
壊れにくいといった
図式が成り立つと思います^^
GRS191 GS350はぶつけると高くつく
特にコレといった弱点といえる
故障しやすい部品は無い印象がある
GRS191のレクサスGS350ですが
部品屋の立場として警告する
注意したいポイントが一つあります!
それは・・・
ぶつけると修理代が高い
ということ!
ドアやバンパー、ヘッドライトなど
ぶつけて壊してしまった場合に
安く直す方法として
中古部品で交換することで修理代を
大きく下げることができますが
GS350ではそうはいきません。
その理由は、
なぜか中古部品が見つからない
ことが多いから・・・!
レクサスGS350をはじめ
この手のプレミアムサルーンって
不思議と中古のドアやバンパーなど
中古部品が見つからないんです。
そのためぶつけて壊した場合に
修理代が高くなりがちで
鈑金できないほど
べっこりいっちゃったら
新品部品で交換になりますが
新品のドアとかって
色が塗装されていないから
塗装代なんかもプラスされて
すぐに10万や20万が飛びます。
ちなみに気になる新品定価は・・・
フロントバンパー:約14万
フロントフェンダー:約6万+塗装代
HIDヘッドライト:約16万
う~~ん、マンダム・・・
元々が600万クラスの高級車だけに
なかなかいい値段しています。
GRS191のGS350を買ったら
ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントです!
※あまり見かけないような希少色の場合は
ホントに中古部品が見つからないので特に注意です!
V6エンジンの故障に注意
GRS191のGS350に搭載される
2GR V6エンジンが故障し
エンストする危険性があるため
リコールがアナウンスされた
経緯があります!
【レクサス リコール等情報】
https://lexus.jp/recall/2013/recall_130904.html
H17年7/14~23年6/22の
期間に生産された
GRS191:後輪駆動FR
H17年7/14~23年7/24の
期間に生産された
GRS196:4輪駆動4WD
各モデルのレクサスGS350は
エンジンの可変吸気バルブの
制御ができなくなり
エンストする危険性があるため
リコールがアナウンスされています。
改善措置としては、
可変吸気バルブ制御装置を
対策品に交換する
といった措置がとられています。
このトラブルは同じ3.5リッターの
V6エンジンを搭載するクラウンなど
他車種もあわせ256件も発生して
リコールに発展しているだけに
あなたが狙っている
GRS191 レクサスGS350の中古が
リコールに該当する車両なら
改善措置を受けたかどうか
しっかり確認したいところです。
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象じゃん
なんてことがちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けてない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされているか
履歴を確認しておくのが安心です。
後輪ブレーキからの異音に注意
GRS191 レクサスGS350は
後のブレーキキャリパーから
異音がでる不具合が発生することから
サービスキャンペーンが
アナウンスされた経緯があります!
【レクサスリコール等情報】
https://lexus.jp/recall/campaign/071129_2.html
H17年7/27~18年12/4の
期間に生産された
GRS191:後輪駆動FR
H17年7/27~18年12/1の
期間に生産された
GRS196:4輪駆動4WD
各モデルのレクサスGS350は
ブレーキのダストブーツ内に
水が入って錆びや固着が発生し
ブレーキをかけた際に
異音がでる場合があります。
改善措置としては、
ダストブーツを新品に交換する
スライドピンがサビているものなどは
キャリパーを新品に交換する
といった措置がとられているので
あなたが狙っているGS350の中古が
該当期間の車両であれば
改善措置を受けたかどうか
確認するのがおススメです。
エンジンの中はキレイ?!
レクサスGS350の中古を
購入する前に注意したい、
必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
2万kmもオイル交換しなかったお客さんなんだけど
エンジンいっちゃったから中古で安いの探してって
整備工場さんからお問い合わせがきたことも!
そのためお目当ての
GS350の中古車があるなら
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないか要確認です。
ヘドロみたいなスラッジがベッタリついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなどの
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレの中古車をつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかが定期的にされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかるポイントだと思っていますので。
故障リスクを回避するには
GRS191のGS350はこれといって
弱点といえるような故障の多い
「定番」は無いと冒頭で言いました。
でも、しかし。
狙っているGRS191 GS350の
年式によっては10年選手と
年数がたってきていますし、
距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。
例えば注意したい
高額修理になる部品としては
・オルタネーター(発電機)
・セルモーター(スターター)
・エアコンのコンプレッサー
・ATミッション
・センサー部品
このように経年劣化によって
故障のリスクがある部品が
いろいろと潜んでいます。
そして神様のイタズラのように
あなたがGS350の中古を買ってから
急に故障する可能性も
ゼロではありません・・・。
こればっかりはホントわかりません・・・
しかも高級車のレクサスだけに
部品代が高くすぐに10万や20万が
飛んでいくような修理代に・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
GRS191の中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
さて、レクサスGS350を
中古で狙っているなら注意したい
ポイントをお話してきました。
・ぶつけると高くつく
⇒中古部品が見つからない
・エンジン故障
⇒リコール改善措置は受けた?
・後ろブレーキの異音
⇒サービスキャンペーン
・買ってからのリスク回避
⇒中古車販売店の保証
ここまできたら残るは
狙っているGRS191の
レクサスGS350の中古を
「いかに安く買うか」
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
レクサスGS350を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も浅いし、
ブレーキキャリパーなんかも
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ・・・
クルマを見もしないでバッサリでしたから!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないと言われた
13年落ちの車にどれだけ価値があるか
ためしに確認してみると・・・
何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してもらった業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことも多くて・・・
もしあなたも狙っている
GS350の中古があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのレクサスGS350に
予定前倒しで乗り換えるってことも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓