マセラティ クアトロポルテの弱点や故障、【部品屋の視点】で解説するよ

マセラティ クアトロポルテ 中古車

 

優美さと官能性が融合した
孤高のハイエンドサルーン・・・

マセラティ クアトロポルテ。

特に5代目クアトロポルテは
フェラーリ謹製NAエンジンを搭載し

Lセグメントサルーンとは思えない
官能的な高周波サウンドを高らかと奏で

その優雅なビジュアルと
フェラーリサウンドの共演は
クアトロポルテだけの魅力・・・

個人的にも5代目4.7L後期の
クアトロポルテスポーツGTSは
いろいろ乗り継いできましたが

たしかに先進の安全装備なんか無いし、
遅くはないけど速くもない。

ベンツSクラスとかみたいに
乗り心地だってよくはないし

5mオーバーの全長なのに
室内もそんな広くない(苦笑)

でも、フロントにエンジンを積んで
3mオーバーのホイールベースによる
長い排気管から生み出される

本家フェラーリよりも
響き渡る美しいV8サウンドや

ピニンファリーナの描き出した
その独特すぎるデザインは
惚れ惚れしちゃうんですよね^^

マセラティ クアトロポルテ 試乗
マセラティ クアトロポルテ 内装

 

そんなマセラティクアトロポルテの
中古相場をチェックしてみると、

5代目は前期4.2Lの
セミオートマのモデルや
距離を走ってる中古車なら

コミコミ200万ぐらいから
いろいろと探せますし

マセラティ クアトロポルテ 前期

 

6代目のクアトロポルテだって
400万ぐらいから見つかるような
お買い得すぎる中古相場だな~と!

まあ、年式の新しいグランスポーツとかグランルッソはいい値段してますけど・・・!
マセラティ クアトロポルテGTS グランスポーツ

 

でも5代目クアトロポルテは
2004年(平成16年)に登場し

6代目クアトロポルテも
2013年(平成25年)~と

年数がたってきている
中古車も多いだけに

あなたもクアトロポルテを
中古で狙っているなら

いずれにしても心配なのは
買ってから急に故障や不具合がでないか
っていうことじゃないでしょうか?!
これがもし初めてのイタ車ならなおのことですよね!

今回はマセラティ クアトロポルテを
中古で狙っているなら注意したい
故障や弱点といった部分を

「部品屋の視点」
解説していきますよ~!

 





 

 

弱点①:エアコンのコンプレッサー

カーエアコン

マセラティ クアトロポルテの
中古車で注意したい

春~秋には整備工場さんからの
お問い合わせが少なくない
弱点な部品なのが・・・

・エアコンのコンプレッサー

エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが、

経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり

年数のたった、距離を走った
クアトロポルテの中古車では

いつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。

カーエアコン参考画像

 

で、このエアコンのコンプレッサー、

注意したいのが
修理代が高いということ。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーだけを
交換すればいいっていう
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
40万や50万が飛ぶ状況です!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

先日、ディーラーの担当氏と話をしてたら
コンプレッサーがロックしてエアコンが効かなくなった
グラントゥーリズモが入庫(入院)していて

コンプレッサー交換、その他付随部品の交換や工賃で
約60万とのことで・・・!

恐ろしや!!

 

 

弱点②:オルタネーター(発電機)

オルタネーター 発電機

次にクアトロポルテの中古で
注意したい弱点な部品なのが
オルタネーター!

オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが

発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。
ヤケドするほどキンキンになります!

この熱の影響なのか
こちらもコンプレッサーと同じく

特に夏場の暑い季節には
整備工場さんからお問合せが多く

修理交換となれば
安価な社外品の在庫があれば
それでも20万コースは覚悟!

そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
レッカーを呼んだりしたり

バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!

 

 

弱点③:5代目クアトロポルテはラジエターからの水漏れに注意

ラジエター 参考画像

5代目マセラティ クアトロポルテで
避けられない弱点部品なのが
ラジエターからの水漏れ。

この頃のグラントゥーリズモや
クアトロポルテでは定番で

私自身も走行距離3万km程度でも
各車で経験済みのお漏らし事件・・・

マセラティ クアトロポルテ 不具合
昨日までは何事もなかったのに突然来ます、ラジエターの水漏れ!

 

で、ラジエター交換となると
20万コースは覚悟の高額修理に!

ラジエター自体の部品代は
驚くべきことに5万円ぐらい
下手な国産車より安い定価なんですが

工賃やらなんやらで20万コース・・・

で、このラジエターの水漏れは
走行距離が浅くても年数がたったことによる
経年劣化によっていつトラブルがでても
おかしくないだけに注意したいところです!

エンジンの奥の方にも冷却水が流れる配管があるそうですが、そっちから水漏れが発生すると厄介で修理代がもっといっちゃうそうです、ディーラーの担当談。

 

 

注意点①:エンジンの中はキレイ?!

エンジン内部の汚れ

 

マセラティ クアトロポルテの
中古を購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが

エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。

オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり

エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!

そのためお目当ての
クアトロポルテの中古があるなら
購入前に必ず確認したいのが

オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。

エンジン内部の汚れ
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!

 

もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら

後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!

以前、クアトロポルテスポーツGTSの中古を見に行ったときのこと。ネットの画像ではクルマもイイ感じできれいだったのに実際に現車を目の前にしたらけっこうキズやらうっすら凹みがあったり、タイヤもボロボロだし荒れた感じで。もしやと思いボンネットを開けてオイルキャップ外してみたら中は真っ黒&キャップにはスラッジで!ホントこのクルマ買ったらヤバイなって感じでした~

 

また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような

愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら

後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・

マセラティ クアトロポルテ 価格

 

中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。

オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと

下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。

そんな状況ではなにかとヤレ
劣化がでてしまいがちですので、

ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや

オイル交換とかがされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^

あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。

こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかる
ポイントだと思っていますので。

オイル交換

 

 

注意点②:イタリア車ならでは?中古車の「個体差」

マセラティ クアトロポルテ スポーツGTS

 

マセラティ クアトロポルテの
中古車を選ぶときに注意したいのが

「それぞれの個体差」

特に5代目のクアトロポルテは
前期モデルは言うまでもなく

2012年式とか後期型でも
かなり個体差があります。

個人的にもグラントゥーリズモや
5代目クアトロポルテばかり
8台乗り継いできたんですが

ホント1台、1台それぞれに
個性というか差があります。

エンジンの調子やミッションの
フィールはもちろんのこと

ドアや窓を開け閉めする
スムースさや軽さ、

ハンドルの重さ、

乗り心地の良し悪し、

室内のベタツキ具合・・・etc.と、

ホント1台ずつ微妙な差があって
乗換えるたびにディーラー担当氏と
いろいろ比較するんですが

「今回のクルマは車体が締まってる感じで、今までで一番イイんじゃないですかね~!?」

とか言われたことも(苦笑)

マセラティ 中古車
今までで一番衝撃的だった個体差は「車高の違い」。左側の白いクアトロポルテスポーツGTSから右のブルーオチェアーノのクアトロポルテスポーツGTSに乗換えた時、なんか違和感があったので並べてみたらどういうわけかブルーのクアトロポルテの方が指1本半ぐらい車高が高くて!タイヤハウスの中をのぞいて見るとどちらも純正のバネに黄色いビルシュタインの純正ショックで車高に差が出る要素は見当たらないのに・・・

 

5代目のクアトロポルテや
グラントゥーリズモは

フェラーリ傘下に入って
従来のマセラティに比べ品質が
大幅に向上したとはいえ

国産車やドイツ車あたりと比べれば
まだまだハンドメイド感が色濃く残り

良くも悪くも個体差があって
趣や味わいがあると言えます。

そのためクアトロポルテを
中古で狙っているなら

1台に的を絞るのではなく
できるだけ複数の実車を見て触って
選ぶのがおススメです^^

ホント、ドアを開けるだけでも
なんともいえないフィールの差が
あるぐらいですので・・・!

 

 

注意点③:カスタムされたクアトロポルテの中古車

マセラティ クアトロポルテ カスタム

 

マセラティクアトロポルテの
中古車情報を見ていると

エアロやローダウン、マフラー、
アルミなどバリッとキマってて

いいね~、わかってるね~^^

と思ってしまうような
カスタム&チューニングされた
中古車もよくでていますが、

そんなカスタムされた
クアトロポルテの中古を買うなら
要注意なポイントなのが

・車検対応のカスタムか

・純正部品は残っているか

ということ。

 

日々の仕事の中で
整備工場さんから車検がらみで

・サスペンション1台分

・センターとリヤのマフラー

・ヘッドライト

といったお問い合わせがよく来ます。

マフラーは音量だけでなく
認証がとれていないと車検が
通せなかったり厳しくなってますし、

ヘッドライトはイカリングとか
スゴイのが装着されててNGだから
安い中古を探して~ときたり、

いまダウンサスが入っているけど
最低地上高が足りてないし

ノーマルのバネは
お客さん持ってないって言うから
1台分探してよ~って感じで。

で、中古を探してみても
この手のクルマだけに

中古パーツを探しても
なかなか見つかりません・・・

【※車検対応マフラーでも要注意!】
先日、仲のいい整備工場さんからマフラーのお問い合わせがきたのですが、お客さんのクルマには車検対応のマフラーがついてはいるものの経年劣化で音量が大きくなってしまい交換しないと車検がダメだから中古でマフラー探して~とお問い合わせがきたことが!

マセラティ クアトロポルテ 改造車

【※ヘッドライトやテールランプの「塗装」にも注意!】
整備工場さんから意外と多いのが、表面を黒く塗装してブラックアウトされたヘッドライトの塗装が落とせなくて車検に通せないから安い中古ヘッドライト探して~っていうお問い合わせ。

ヘッドライトやテールランプを塗装してブラックアウトしているカスタム車両はこんな落とし穴があるので注意したいところです・・・

 

新品で部品を交換するとなれば
すぐに20万や30万が飛んでいくだけに

車検に対応していない
カスタムがされた中古車だったり
純正部品が残っていない場合は、

あなたが購入した後に
車検や故障した時など困った状況に
見舞われかねません・・・

カスタム・チューニングされた
クアトロポルテの中古を買うなら

・車検に対応しているか

・純正部品は残っているか

といったことは
確認しておくのが安心です!

※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかなんかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^

コルベット C7 評価

 

 

注意点④:フェラーリサウンドが欲しいならクルマ選びに注意です

マセラティ クアトロポルテ 評価

 

マセラティクアトロポルテの
5.1chサラウンドのように
脳内に響き渡る高周波サウンド。

以前、エキマニからマフラーまで
200万ぐらいかけたフェラーリF355に
乗せてもらったことがありますが

運転席で聞く音はマセラティの方が
気持ちいいと思うんですよね~
脳内に直接響くような音に包まれて!

 

上の動画は4.7リッターの
サウンド動画ですが

この動画の音は
実際に運転席で聞こえる音に近いですね。

でも、しかし。

この独特な響きのある
フェラーリ製エンジンならではな
排気音を求めてクアトロポルテを買うなら
注意したいポイントがあります。

それは・・・

モデルを選ばないと
このサウンドは手に入らない

っていうこと。

フェラーリサウンドを求めて
クアトロポルテを購入するなら

・4.2L セミオートマ車

・4.7L スポーツGTS

これらのグレードに絞って
中古車を選ぶのが吉じゃないかと。
4.7LでもスポーツGTSではなく「S」だとちょっとおとなしい気がする・・・

 

4.2リッターのモデルには
セミオートマではなく

2007年から普通のトルコンATも
追加設定されていますがこの独特な
高周波サウンドは聞けません・・・。

ディーラー担当氏との会話の中でも

あのサウンドを楽しみたいからグラントゥーリズモを買ったけど、安いからと4.2リッターの中古を買って音が何か違う、マフラーを交換すればあの音がでるのかなと高いマフラーを入れてみても何か違う。で、結局4.7リッターに買い替える人が意外といるんですよ~

 

なんて話が車種は違えど出るくらい
グレードによってサウンドが異なります。

そのため値段の安さだけで
安易に中古車選びをしてしまうと
買ってから後悔しかねないので

フェラーリサウンドを求めるなら
4.2Lならセミオートマ車か、
4.7LのスポーツGTSがおススメです。

※あと注意したいのはマフラー交換した車。有名どころの50万以上するようなマフラーであっても意外とゲロゲロ下品な音だったり、爆音で刺々しいだけだったりとするので、マフラー交換したクアトロポルテの中古車は試乗させてもらって好みの音か確認したり純正マフラーが残ってるか確認するのがおススメです。(ノーマルマフラーが残ってないと車検も大変ですし!)

あと、余談ですが「右ハンドル」より「左ハンドル」の方がより一層サウンドを楽しめます。左ハンドルだと窓を開けて走れば車道沿いの建物や壁からの反響音がダイレクトに入ってくるのですごく響くんですよね、車内で!右ハンドルの中古車はそもそも台数が少なくはありますが、「右じゃないと・・・」と思って右ハンの中古車を探してるなら、一度左ハンドルも試乗してみるのもおススメですよ^^

 

 

注意点⑤:試乗は必須?!セミオートマ=デュオセレクトの中古車

マセラティ クアトロポルテ セミオートマ

 

5代目クアトロポルテの
前期型モデルの象徴ともいえる
シングルクラッチのセミオートマ。

デュオセレクト!

フェラーリ360のF1マチックの
シフトノブみたいな感じも独特^^

このセミオートマを搭載した
前期の4.2Lクアトロポルテは、

普通のオートマのように
トルクコンバーターという介在物がなく

排気系の取り回しも違うことから
キレのあるサウンドは官能的。

ファンっと吠えるシフトダウンや
ガラガラ~ゴロゴロ~と雷鳴がごとく

異様なまでに響く低速時に
アクセルオフした際のサウンド。

そしてマニュアル車と同じように
クルマ(クラッチ)と対話しながら
ドライビングする楽しみ・・・

サウンドや運転の楽しみがあるゆえに
いまだに根強い人気があるというか

「これじゃないとダメ」
っていう人も少なくないそうです
クアトロポルテのセミオートマ車。

でもセミオートマ=デュオセレクトの
クアトロポルテの中古を狙っているなら

試乗してみて発進時や変速時など
違和感がないか要チェックです。

この手のセミオートマ車は
前のオーナーの運転レベルによっては
著しく劣化している場合も少なくなく

発進時にダダダ・・・っと
不快なジャダーがでたり

突っかかるような
シフトショックがでたり・・・etc.

また、前のオーナーの運転環境が
渋滞が多かったり、上り坂をバックで
駐車するような環境だったりしても

半クラ多用でクラッチが酷使されて
フィールが悪くなってたり

はたまたあなたが中古車を買ってから
高額なクラッチ交換に見舞われたりと
貧乏くじを引きかねません・・・

クラッチやセンサー類、ポンプ類・・・と諸々交換だとやはり100万コースの交換費用が発生しちゃいます。一時期は為替だか本国の部品定価改定だかでディーラー作業150万コースなんて時もあったり!

マセラティ クアトロポルテ クラッチ交換費用

デュオセレクトのクラッチ交換はだいたい2万kmぐらいでそろそろ交換っていう感じ。でも前述したような渋滞が多い場所や時間帯にばかり乗っていたり、駐車場が坂道になっているといった過酷な使用環境だと1万kmぐらいでダメになったり!

 

このようにセミオートマを搭載した
クアトロポルテ5代目の前期型は
フツーのオートマ車と異なり

AT限定免許で乗れますが
運転の流儀はMT車そのものです。
半クラとかメカニズムを理解して
クルマと対話しながら乗らないと劣化が著しく進みます・・・

走行距離が浅くても前オーナーの
運転環境や使われ方によっては

ミッションや油圧系などに
大きなダメージが蓄積している
可能性があるので

購入する前に試乗させてもらって
異音や違和感がないかなど

走行フィーリングを
しっかりチェックするのが安心です!

マセラティ クアトロポルテ 値段

 

また、お目当ての中古車の
整備記録簿をチェックしクラッチが
いつ交換されているか確認したり

販売店サイドにクラッチ残量が
何%か確認するのがおススメです。

クラッチ交換されてから
そんなに走っていない中古車なら
しばらくは安心して乗れますが、

もしクラッチの残量がもうないのに
交換されずに手放された中古車なら

あなたが買ってから
想定外の高額な交換費用が発生したり
困った状況になってしまいますので!

 

 

⇒クアトロポルテの中古、故障リスクを回避するには

マセラティ クアトロポルテ GTS

 

ここまでお話してきたように
クアトロポルテの中古車には

いろいろ注意したい弱点ともいうべき
不具合が避けられない部品や
注意点がありますが

距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。

弱点のところでお話しした
エアコンのコンプレッサーや
発電機であるオルタネーター以外にも

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・ミッション
オートマ 参考画像

・センサー部品
センサー部品の参考画像

・ナビなどの電装品etc.

 

と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがクアトロポルテの中古を
買ってからすぐに故障する可能性も
ゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・

マセラティ クアトロポルテ 維持費

 

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「修理代があまりに高いので安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

 

※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒クアトロポルテの中古車を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

マセラティ クアトロポルテ 口コミ

 

マセラティ クアトロポルテの
中古を買うなら気をつけたい

・エアコンの故障

・オルタネーターの故障

・ラジエターからの水漏れ

・エンジンの中はキレイか?

・中古車の個体差

・カスタムされた中古車

・グレードごとのサウンドの差

・セミオートマのフィール

 

など弱点や注意点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
クアトロポルテの中古車を

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

マセラティ クアトロポルテ 燃費

 

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
マセラティクアトロポルテの
中古を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

 

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もしないでバッサリでしたし・・・

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・

でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

 

この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
クアトロポルテの中古があるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

マセラティ クアトロポルテ サイズ

 

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのクアトロポルテに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる
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