マイクラC+Cの弱点や故障、【部品屋の視点】で解説するよ

マイクラC+C 中古

スタイリッシュな
コンパクトオープンカー・・・

マイクラC+C!

取り回しのいいサイズながら
後部座席のある4人乗りだし、

ルーフはガラス製だから
オープンカーの気持ち良さと

ルーフを閉じれば遮音性も高いし
幌が劣化するなんてこともなく

日常性の高さも魅力的ですよね、
マイクラC+C^^

マイクラC+C サイズ

そんなマイクラC+Cの
中古相場をチェックしてみると、

10万kmオーバーの過走行車や
事故歴(修復歴)アリが多い中でも

探せばそんなに走ってないのが
コミコミ100万前後で見つかり

なかなかお買い得な
マイクラC+Cの中古相場だな~と!

マイクラC+C 内装

でもマイクラC+Cは
2007年(平成19年)に登場と
年数がたってきているだけに

あなたもマイクラC+Cを
中古で狙っているなら
いずれにしても気になるのは

買ってから急に
故障や不具合がでないかって
いうことじゃないでしょうか?!

 

今回はマイクラC+Cを
中古で買うなら注意したい

弱点、トラブルが多い部分
解説していきますよ~!

 





 

 

弱点①:エアコンの故障

カーエアコン参考画像

マイクラC+Cの
中古車で注意したい

春~秋には整備工場さんから
お問い合わせが多い=壊れてる
弱点な部品なのが・・・

・エアコンのコンプレッサー

エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが、

年数や距離を走った
マイクラC+Cの中古車では

経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり

いつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。


カーエアコン参考画像

 

エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く

このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、

注意したいのが
修理代が高いっていうこと。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

 

 

弱点②:オルタネーター(発電機)

オルタネーター 発電機

次にマイクラC+Cの中古で
注意したい弱点な部品が
オルタネーター!

こちらも整備工場さんから
お問い合わせがよく来る
定番の故障部品といえます。

 

オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが

発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。

こちらも熱の影響なのか
エアコンのコンプレッサーと同じく

特に夏場の暑い時期は
整備工場さんからのお問合せが多く

オルタネーターを交換となれば
安価なリビルト品で交換しても
5万コース覚悟の高額修理ですし、

そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
走行不能、立往生に見舞われ

レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・と
なにかと費用がかさみがちです!

 

 

弱点③:ラジエターからの水漏れ

ラジエター 参考画像

こちらも整備工場さんなどから
お問い合わせちょこまかくる

経年劣化によるトラブルが避けられない
ラジエターからの水漏れ。

このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも

年数がたったことによる経年劣化
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!

で、困ったことにマイクラC+Cは
安価な社外品のラジエターが
なかなか見つからず

部品代、クーラント代、工賃で
10万オーバー覚悟の高額修理
なってしまいます・・・!

私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)

急にきます、ラジエターの水漏れ!

マセラティ クアトロポルテ 不具合

 

 

注意点①:エンジンの中はキレイ?!

エンジン内部の汚れ

マイクラC+Cの中古を
購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが

エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。

オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり

エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!

整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!

 

そのためお目当ての
マイクラC+Cの中古があるなら
購入前に必ず確認したいのが

オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部
汚れていないかということ。

エンジン内部の汚れ
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!

もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら

後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!

 

また、基本的なメンテナンスである
エンジンオイルの交換すらされず
「乗りっぱなし」にされてたような

愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら

後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・

マイクラC+C 乗り心地

中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。

オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと

下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。

そんな状況ではなにかとヤレ
劣化がでてしまいがちですので、

ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや

オイル交換とかがされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^

あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。

こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかる
ポイントだと思っていますので。

オイル交換

 

 

注意点②:マイクラC+Cはぶつけると高くつく!

板金修理

 

マイクラC+Cの中古を
買ったらホントに注意したいのが

「ぶつけると修理代が高い」

っていうこと!

クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、

それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば

鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。

しかしマイクラC+Cは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
フェンダー、ドアミラーなど

ありとあらゆる外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。

日産マーチ オープンカー
ヘッドライトとか、パッと見はK12系の日産マーチと同じに見えるのですが、マイクラC+Cとマーチでは調べてみるといろいろなパーツの品番が異なるので単純に流用ができるとは言えない状況です・・・

 

元々、英国日産から1500台の
限定輸入という絶対数の少なさゆえに

中古パーツを探しても
まず見つからない厳しい状況で・・・

そのため泣く泣く高額な新品で
交換する羽目になり修理代が
高くなりがちです。

鈑金できないほど
べっこりいっちゃったら
新品部品で交換になりますが

新品のドアとかって
色が塗装されていないから

塗装代なんかもプラスされて
すぐに10万や20万が飛びます。

板金修理

 

で、マイクラC+Cで特に注意したいのは
「後ろ周り」をぶつけて壊すと
大変な目にあうということ。

マイクラC+C 注意点
マイクラCC 注意点

上の画像からもわかるように
マイクラCCのリヤバンパーは
あまり厚みがないので

後ろまわりをぶつけると
オープントップを格納した時の

フタとも言うべき部分も
グッチャリいく危険性がありますが

運よく同じ色の中古が見つかっても
10万前後が飛んでいきますし、

タイミング悪く中古で同色の
パーツが見つからず

さらには板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には

新品のパーツに塗装して・・・と、
20万コースも覚悟みたいな!

板金修理

 

このような状況なので
マイクラC+Cを中古で買ったら

ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。

でも、修理代はかかっても
直せるならまだしも

年数がたったクルマは
新品部品の生産終了や納期未定
といったこともあるだけに

マイクラC+Cの中古を買ったら
くれぐれもぶつけて壊さないように
ご注意くださいませ・・・!

※先日も仲のいい整備工場さんから「左フェンダーと助手席ヘッドライト、中古で探して~」ってお問い合わせが来ましたが、案の定というか全く見つからずで・・・

 

 

注意点③:テールランプが点灯しなくなる不具合

マイクラC+C 価格

平成19年6/21~12/17
の期間に生産された
マイクラC+Cは、

テールランプの導通不良によって
点灯しなくなる危険性があることから

リコールがアナウンスされた
経緯があります。

 

【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001204.html

マイクラC+C リコール

 

このトラブルは他車種も合わせ
少なくとも実際に950件も発生して
リコールに発展していますし

ブレーキを踏んでも点灯しない、
夜になってヘッドライトをつけても
テールランプが光らないといった
いろいろ危険な状況になる不具合だけに

あなたが狙っている
マイクC+Cの中古車が
リコールに該当する車両なら

改善措置を受けたかどうか
しっかり確認するのが安心です。

マイクラC+C 口コミ

 

でも「改善措置」なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?

 

そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。

普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると

あれ?これリコールになってますよ

サービスキャンペーン対象なので
ディーラーに行けばタダですよ

なんてご案内することが
ちょこまかあります。

どんな経緯で改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが

こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので

お目当ての中古車を買う前に
ちゃんと対策品に交換されているか
履歴を確認しておくのが安心です。

 

 

⇒マイクラC+Cの中古、故障リスクを回避するには

マイクラC+C 値段

ここまでお話してきたように
マイクラC+Cの中古には

いろいろ注意したい弱点というべき
不具合の多い部品がありますが

距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。

弱点のところでお話した
エアコンのコンプレッサーや

発電機であるオルタネーター
以外にもたとえば・・・

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・MTやATミッション
オートマ 参考画像

・パワステ関係
パワステギヤボックス 参考画像
パワステラックのお問い合わせも整備工場さんやショップさんからよくきますが、中古部品はもとよりリビルト品もなかなか完成品の在庫がないことが多いので厄介なところ・・・

・センサー部品
センサー部品の参考画像

・ドアミラーやパワーウインド関係
マイクラCC 故障

・オープン機構
マイクラC+C 故障
油圧システムからのオイル漏れなんかも経年劣化で避けられません・・・中古車を買うときにはスムーズに開閉するか、変な音はしないかはしっかりチェックしたいところです!

また、雨漏りも散見するだけに運転席、助手席の足元など湿っていないか、サビなど違和感ある劣化がないかなども要確認です。。。

・ナビなど電装品etc.
マイクラC+C 純正ナビ

と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがマイクラC+Cの
中古を買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・

マイクラC+C 燃費

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

 

※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒マイクラC+Cの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

マイクラC+C 維持費

マイクラC+Cの
中古車で気をつけたい

・エアコンの故障

・オルタネーターの故障

・ラジエターの水漏れ

・エンジン内部の汚れ

・ぶつけると高くつく

・テールランプの不具合

などトラブルが多い弱点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
マイクラ C+Cの中古を

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

マイクラC+C 評価

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
マイクラC+Cの中古を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

 

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見ずに言われましたし!

でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
マイクラC+Cの中古があるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

マイクラC+C 欲しい

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのマイクラC+Cの中古に
予定を前倒しで乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる
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