ルノー キャプチャーの弱点や故障、【部品屋の視点】で解説するよ

ルノー キャプチャー 中古

フランスの風を感じる
小粋なコンパクトSUV・・・

ルノー キャプチャー!

フランス車ならではな
斬新な美しさは異彩を放ち

ドアを開けて広がる景色も
他車とは一線を画すデザインが

ハンドルを握るたびに
あなたを楽しませてくれるはず・・・

ルノー キャプチャー 内装
ルノー キャプチャー 居住性
ルノー キャプチャー 質感

また、ゲリラ豪雨や台風などによる
洪水をはじめとした自然災害が

いつ自分の身に降りかかっても
おかしくない状況になった今日では

ルノー キャプチャーの
車高の高さは安心感があって

そういった面での
メリットも大きいですよね!?

ルノー キャプチャー オフロード性能

そんなルノー キャプチャーの
中古相場をチェックしてみると、

コミコミ100万ぐらいで
そこまで走ってないのも見つかり
なかなかお買い得な相場だな~と!

ルノー キャプチャー 維持費

でも、ルノー キャプチャーは
2014年(平成26年)に登場し

年数や距離を走った中古車も
少なくないだけに

あなたもルノー キャプチャーを
中古で狙っているなら気になるのは

買ってから急に故障しないか
っていうことじゃないでしょうか?!
これが初めてのルノーならなおのことですよね!

 

今回はルノー キャプチャーを
中古で狙っているなら注意したい
故障や弱点といった部分を

「部品屋の視点」
解説していきますよ~!

 





 

 

弱点①:エアコンの故障

カーエアコン参考画像

キャプチャーの中古車で注意したい
経年劣化による不具合が避けられない
弱点な部品なのが・・・

・エアコンのコンプレッサー

エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが、

経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり

年数のたった、距離を走った
ルノー キャプチャーの中古車では

いつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。

カーエアコン参考画像

 

エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く

このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、

注意したいのが
修理代が高いということ。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていう
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
20万や30万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

 

 

弱点②:オルタネーター(発電機)

オルタネーター 発電機

次にキャプチャーの中古で注意したい
弱点な部品が・・・オルタネーター!

オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが

発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。

こちらも熱の影響なのか
エアコンのコンプレッサーと同じく

特に夏場の暑い時期は
整備工場さんからのお問合せが多く

修理交換となれば
安価な社外新品で交換しても
10万コースも覚悟の高額修理ですし、

そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって

レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!

 

 

弱点③:ラジエターの水漏れ

ラジエター 参考画像

次にルノーキャプチャーで
注意したいのがラジエター。

走行距離は浅くとも年数がたてば
ラジエターがパンクし水漏れをおこす
トラブルが急に発生します。

ラジエター 水漏れ

 

で、このラジエターを修理となれば
ラジエター本体、ホースや冷却水、
交換工賃が加わると

10万オーバー覚悟の
高額修理に見舞われます!

※しかもルノー キャプチャーはラジエターをはじめ
前述のエアコンのコンプレッサーやオルタネーターなど

流通台数の少なさからなのか安価な社外品を探しても
なかなか在庫が見つからないのも困ったポイントです。

 

で、厄介なことにこのラジエター、
年数がたっていれば3~4万km程度でも
急に水漏れが発生することもあるので

狙っているキャプチャーの中古車の
走行距離が浅くとも注意したいところです。

※私自身、10年落ちだけど3万km程度の距離浅なのに
朝クルマに乗ろうと駐車場に行ったら緑色のクーラントで
水たまりになっていたことが・・・!

ラジエター 水漏れ 参考画像

 

 

注意点①:エンジンの中はキレイ?!

エンジン内部の汚れ

 

ルノー キャプチャーの中古を
購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが

エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。

オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり

エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!

整備工場さんから国産の軽とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!

 

そのためお目当ての
キャプチャーの中古車があるなら
購入前に必ず確認したいのが

オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部
汚れていないかということ。

エンジン内部の汚れ
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!

もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら

後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!

また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような

愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら

後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・

ルノー キャプチャー 燃費

中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。

オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと

下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。

そんな状況ではなにかとヤレ
劣化がでてしまいがちですので、

ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや

オイル交換とかがされていたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^

あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。

こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかる
ポイントだと思っていますので。

オイル交換

 

 

注意点②:ルノー キャプチャーはぶつけると高くつく!

板金修理

ルノー キャプチャーの中古を
買ったらホントに注意したいのが

「ぶつけると修理代が高い」

ということ!

クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、

それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば

鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。

しかしルノー キャプチャーは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
ドアミラーなどといった

ありとあらゆる外装部品の中古が
まず見つからない状況です。

 

ルノーキャプチャーは国産車と比べ
どうしても絶対数が少ないので

その結果としてバンパーなどの
中古部品が流通しないという
困った状況にあります。

変わった色、珍しいカラーだとホント絶望的です!
また、キャプチャーは仕様も多いですし・・・

で、困ったことに外車は
部品代が国産車と比べて高く

すぐに20万や30万が飛ぶような
修理代になってしまいます・・・

バンパーなんかは元々の部品価格が高いだけでなく
国産車と違って新品のバンパーを取り寄せても
「色が塗られていない」ことがほとんどなので
塗装代も別途必要となって大変なことに!

板金修理

 

で、ルノー キャプチャーで
特に注意したいのは

「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあうっていうこと。

ルノー キャプチャー 注意点

 

ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。

この画像からもわかるように
ルノーキャプチャーのリヤバンパーは
厚みがあまりない薄いデザインなので

後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが

このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・

安価な中古のリヤゲートは
なかなか見つかりませんし、

板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には

新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、

30万や40万は飛んでいく
高額修理覚悟
の状況です!

このような状況なのであなたも
ルノー キャプチャーの中古を買ったら

ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。

 

 

注意点③:マフラーや車体などのサビ、腐食

ルノー キャプチャー 雪道

ルノー キャプチャーをはじめ
降雪地域でも使用されることが多い
この手のSUVで注意したいのが

マフラーや車体の腹下、
サスペンション関係などが

サビでボロボロになっていたり
腐食していないかということ。

 

マフラーや足回り部品なら
サビても交換すれば済む話ですが
っていってもマフラーを新品で交換すれば5万や10万がすぐ飛ぶような!

車体自体にひどいサビや腐食があると
簡単に済む話ではなくなります。。。

車体のサビ

ルノー キャプチャーに限らずですが
北海道や東北などの降雪地域で
走っていた中古車の場合は

融雪剤などの塩害によって
ちゃんとメンテナンスされていないと
腹下にサビや腐食がでてしまいます。

こんなことが関係してか
ルノーキャプチャーの
中古車情報を見ていると

「関東仕入の車両」
「本州仕入れ」
「道内未使用」

なんてわざわざ記載している
中古車屋さんもあるほど。

でも、関東仕入のクルマであっても
冬にスキーやスノボによく行ってたなら
油断はできません。

あなたも「これは!」と思う
1台を見つけたらお店の人に頼んで

リフトアップしてもらうなど
ボディ下面や足回り、マフラーなど

サビのチェックは
しっかりしたいところです。

もしサビサビな状態なら
買ってから苦労するのが
目に見えてますので・・・

※特にリフトアップなんかはお店に頼んだ時に
快く対応してくれるかどうかでお店の良し悪しも
垣間見ることができちゃいますね^^

 

 

注意点④:試乗は必須!?セミオートマのフィールは要確認です

ルノー キャプチャー セミオートマ

MTミッションのダイレクトさと
オートマのイージードライブを
融合したDCTミッション。

その超速でシームレスな変速も
魅力的ですよね^^

ルノー キャプチャーには
一般的なトルコンATではなく

デュアルクラッチミッションである
DCTミッションが採用されてますが

ルノー キャプチャーの中古を買うなら
試乗してみて発進時や変速時など
違和感がないか要チェックです。

この手のセミオートマ車は
前のオーナーの運転レベルによっては
著しく劣化している場合も少なくなく

発進時にダダダ・・・っと
不快なジャダーがでたり

突っかかるような
シフトショックがでたり・・・etc.

また、前のオーナーの運転環境が
渋滞が多かったり、上り坂をバックで
駐車するような環境だったりしても

クラッチが酷使されて
フィールが悪くなってたり

はたまたあなたが中古車を買ってから
高額なクラッチ交換に見舞われたりと
貧乏くじを引きかねません・・・

道路渋滞

このようにDCTミッションは
フツーのオートマ車とは異なり

AT限定免許で乗れますが
運転の流儀はMT車そのものです。
半クラとかメカニズムを理解して
クルマと対話しながら乗らないと劣化が著しく進みます・・・

走行距離が浅くても前のオーナーの
運転環境や使われ方によっては

ミッションや油圧系などに
大きなダメージが蓄積している
可能性があるので

狙っているキャプチャーの
中古車があるなら

購入する前に試乗させてもらって
異音や違和感がないかなど

走行フィーリングを
しっかりチェックするのが安心です!

 

 

故障リスクを回避するには

ルノー キャプチャー 試乗

ここまでお話してきたように
キャプチャーの中古車には

いろいろ注意したい弱点ともいうべき
不具合の多い部品がありますが

距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。

前述したエアコンのコンプレッサーや
発電機であるオルタネーター以外にも
たとえば・・・

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・DCTミッション
オートマ 参考画像

・パワステ関係
パワステギヤボックス 参考画像

・センサー部品
センサー部品の参考画像

・ドアミラーやパワーウインド関係
ルノー キャプチャー 故障

・電装品etc.
ルノー キャプチャー 純正ナビ

と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがキャプチャーの中古車を
買ってから急に故障する可能性も
ゼロではありません。。。
こればっかりはホントわかりません・・・

ルノー キャプチャー 口コミ

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒ルノー キャプチャーの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

ルノー キャプチャー 欲しい

 

ルノー キャプチャーの中古を
購入するなら気をつけたい

・エアコンの故障

・オルタネーターの故障

・ラジエターの水漏れ

・エンジンの中はキレイか?

・ぶつけると高くつく

・マフラーなどのサビ、腐食

・セミATのフィーリング

など弱点や注意点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
キャプチャーの中古車があるなら

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

ルノー キャプチャー 評価

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
キャプチャーの中古車を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もしないでバッサリでしたし・・・

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・

でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
キャプチャーの中古車があるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

ルノー キャプチャー 価格

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのルノー キャプチャーに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる
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