都市にも映えるSUVスタイルが
異彩を放つその1台・・・
レガシィ アウトバック!
スバル伝統の4WDシステムによる
雪や悪路を走破する圧倒的な性能に
ラグジュアリーな雰囲気が漂う
質感高いインテリアの仕立て、
そして先進の安全装備である
アイサイトによる安心感も
魅力的ですよね^^
また、ゲリラ豪雨や台風などによる
洪水や道路冠水といった自然災害が
いつ自分の身に降りかかっても
おかしくない状況になった今日では
スバル アウトバックの車高の高さや
4WD性能は安心感があって
そういった面での
メリットも大きいですよね!?
そんなスバルアウトバックの
中古相場をチェックしてみると、
BR系のアウトバックは
コミコミ50万あたりの安いのは
10万kmや20万km走っているような
過走行車や事故歴(修復歴)アリ
なのが多いですよね。
100万~120万ぐらいに予算を上げると
そこまで走ってないのが見つかるような!?
BS系レガシィアウトバックで
そこまで走ってないのだと
コミコミ200万前後はしているような
人気の高さがうかがえる相場だなと!
この洗練されたSUVスタイルの
レガシィ アウトバックですが、
あなたも中古で狙っているなら
いずれにしても気になるのは
買ってから急に故障や不具合が
でないかってことじゃないでしょうか。
「部品屋の立場」からすると
レガシィ アウトバックには
弱点といえる故障やトラブルが多い
高額修理になってしまう部品が
いくつかあります・・・
今回はレガシィ アウトバックを
中古で買うなら注意したい
弱点、トラブルが多い部分を
解説していきますよ~!
◆目次
弱点①:エアコンのコンプレッサー
スバルアウトバックで注意したい
年数や距離を走ればトラブルが
避けられない部品なのが・・・
・エアコンのコンプレッサー
エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが、
BR系レガシィ アウトバックは
2009年に登場、
BS系のレガシィ アウトバックも
2014年に登場と、
あなたが狙っているアウトバックの
中古車の年式によっては
経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり
いつ壊れてもおかしくない
状況であるともいえます。
エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く
このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、
注意したいのが
修理代が高いということ。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって
コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
弱点②:オルタネーターの故障
クルマの発電機である
「オルタネーター」。
発電する際にヤケドするほどに
キンキンに熱を持つだけに
経年劣化が避けられず
年数や距離を乗った
レガシィ アウトバックの中古車では
このオルタネーターも
いつトラブルが起きても
おかしくない状況にあります。
オルタネーターが故障し
発電不良になればバッテリーがあがって
走行不能に陥ってしまいます・・・
安価なリビルト品で交換するにしても
部品代だけで5万コースと
ちょっと痛い修理代になりますし、
バッテリーがあがって
ダメージを受けていれば
バッテリー交換もする羽目になり
修理費がかさみがちです。。。
弱点③:ラジエターからの水漏れ
経年劣化によるトラブルが避けられず
こちらも整備工場さんなどから
お問い合わせが
ちょこまかくるラジエター。
安価な社外新品のラジエターで
修理・交換するにしても
ラジエター本体だけでなく
ホース類などの周辺パーツ代、
冷却水代、交換工賃と加わって
10万コースは覚悟の高額修理に!
で、このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも
年数がたったことによる経年劣化で
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!
私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)
急にきます、ラジエターの水漏れ!
注意点①:電動パーキングブレーキの故障
BS9のレガシィアウトバックには
電動パーキングブレーキのモーターが
故障し解除できなくなる危険性から
リコールが出された経緯が!
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002222.html
平成26年10/2~27年9/16
の期間に生産された
BS9のアウトバックは
電動パーキングブレーキの
制御プログラムが不適切なことで
駐車時に電動パーキングブレーキを
作動させ一定時間後にイグニッションを
OFFからONに操作すると
電動パーキングブレーキの
モーターが作動し続けて故障し
パーキングブレーキが
解除できなくなる危険性があるため
リコールがアナウンスされた
経緯があるんです!
このトラブルは他車種も合わせ
実際に少なくとも44件も発生して
リコールに発展していますし、
電動パーキングブレーキが
解除できなくなってしまったら
アクセルをちょっと踏んだぐらいじゃ
走れなくなってしまいます・・・
あなたが狙っている
スバルアウトバックの中古が
リコールに該当する車両なら
改善措置を受けたかどうか
しっかり確認したいところです!
でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
ディーラーに行けば
タダで交換してもらえますよ
なんて案内することが
ちょこまかあります。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくありません。
お目当てのBS9 アウトバックの中古が
リコールに該当するなら
購入する前に改善措置を受けたか
履歴を確認しておくのが安心です。
※この電動パーキングブレーキに
また別の原因によるリコールが!
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004518.html
電気配線コネクターの材質の問題で
コネクターが割れて外れてしまい
電動パーキングが作動しなくなったり
解除できなくなることから
リコールが出された経緯が・・・
BS9 レガシィアウトバックは
こちらも注意したいところです!!
注意点②:エンジンの中はキレイ?!
レガシィ アウトバックの中古を
購入する前に注意したい、
必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!
そのためお目当ての
アウトバックの中古車があるなら
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないか要確認です。
ヘドロみたいなスラッジがベッタリついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなどの
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレの中古車をつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかが定期的にされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」がわかる
ポイントだと思っていますので。
注意点③:スバルアウトバックはぶつけると高くつく!
スバルアウトバックを中古で買ったら
ホントに注意したいのが
「ぶつけると修理代が高い」
ということ!
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
しかしスバルアウトバックは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
ドアミラーなどといった
ありとあらゆる外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。
なぜ見つからないかというと、
海外でも需要のあるクルマなので
過走行車でボロボロだったとしても
事故車でグッチャリいってても
解体ヤードにクルマが入庫すると
外人バイヤーさんなどが
すぐに廃車になったアウトバックを
クルマ丸ごと輸出などしてしまうので
「部品取り」されることもなく
その結果としてバンパーなどの
中古部品が流通しないという
困った状況にあります・・・・。
そんな状況だから珍しい色、
あまり見かけない車体色だと
ホント絶望的です・・・!
で、スバル アウトバックで
特に注意したいのは
「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあうということ。
ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。
この画像からもわかるように
スバルアウトバックのリヤバンパーは
そこまで厚みのないデザインなので
後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが
このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・
運よく同じ色の中古が見つかっても
10万前後が飛んでいきますし、
タイミング悪く中古で同色の
リヤゲートが見つからず
さらには板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には
新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、
20万コースも覚悟みたいな!
このような状況なのであなたも
レガシィアウトバックを中古で買ったら
ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。
先日も取引先の方が、某アイサイト最新Verを搭載した車でバック駐車しようとした際にあやうく後ろのクルマに突っ込むところだったと・・・!
その駐車場は狭くて輪止めのない駐車場で、左前の壁とかに気を取られて後方のチェックを怠っていたから、後ろのクルマにあと1cmでぶつかるところだったと!(指一本分しか隙間がなく、ホント焦ったとのことで・・・)
ここで興味深いのが、いつもならこんな状況なら事前に警告音とか進まなくなったりと安全機能が働くのに、この時には何も反応しなかったらしく・・・
安全装備があっても100%カンペキはないだけに、駐車時などぶつけないよう注意したいところです!
注意点④:マフラーのサビ、腐食
卓越した4WD性能ゆえに
降雪地域でも使用されることが
多い車種だからなのか、
各モデルのレガシィアウトバックで
整備工場さんなどから
意外とお問い合わせが多いのが
マフラーがサビでボロボロになって
腐食してしまい排気漏れしてるから
安い中古のマフラーを
探してくれっていうお問い合わせ。
で、レガシィ アウトバックの
中古のマフラーを探してみても
なかなか見つかりません・・・
先程もお話したように
海外でも人気で需要があるので
廃車や事故車が入庫しても
外人さんが丸ごと輸出で
部品取りされなかったり、
中古マフラーが見つかっても
サビや腐食がひどくボロボロで
朽ち果てる一歩手前だったり。。。
でもマフラーならサビても
交換すれば済む話ですが
もっと注意したいのは
車体にひどいサビや腐食が
ないかということ。
レガシィアウトバックに限らずですが
北海道や東北など雪の多い地域で
走っていた場合は
融雪剤などの塩害によって
ちゃんとメンテナンスされていないと
腹下にサビや腐食がでてしまいます。
こんなことが関係してか
ネットでアウトバックの
中古車情報を見ていると
「関東仕入の車両」
「本州仕入れ」
「道内未使用」
なんてわざわざ記載している
中古車屋さんもあるほど。
でも、関東仕入のクルマであっても
冬にスキーやスノボによく行ってたなら
油断はできません。
あなたも「これは!」と思う
1台を見つけたらお店の人に頼んで
リフトアップしてもらうなど
ボディ下面や足回り、マフラーなど
サビのチェックは
しっかりしたいところです。
もしサビサビな状態なら
買ってから苦労するのが
目に見えてますので・・・
※特にリフトアップなんかはお店に頼んだ時に
快く対応してくれるかどうかでお店の良し悪しも
垣間見ることができちゃいますね^^
⇒アウトバックの中古、故障リスクを回避するには
年数のたった、距離を走った中古車は
いつ故障が起きてもおかしくないのは
認識しておきたいところですが、
弱点のところでお話しした
エアコンのコンプレッサーや
発電機のオルタネーター以外にも
例えば・・・
・セルモーター(スターター)
・パワステ関係
・センサー部品
・ドアミラーやパワーウインド関係
など、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
あなたがレガシィ アウトバックを
中古で買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒スバルアウトバックの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
スバル アウトバックの
中古車で気をつけたい
・エアコンの故障
・オルタネーターの故障
・駐車ブレーキのリコール
・エンジンの中はキレイか
・ぶつけると高くつく
・マフラーや車体のサビ
などトラブルが多い弱点など
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
レガシィ アウトバックの中古を
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
スバル アウトバックの
中古車を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
乗ってきたクルマを見もせずに言われましたし!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
アウトバックの中古があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのスバルアウトバックに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓