飽きのこないデザイン、
他にはないこの形が魅力の
ダイハツの軽・・・
エッセ♪
中古車相場をチェックしてみると
安いのはやっぱり10万km前後
走ったようなのが多いですし、
年式的にも10年落ちとか。
修復歴「あり」なのも多いし・・・
5MT車のカスタムされたのは
距離が浅くて年式が新しいと
すぐに100万前後はするような
人気の高さがうかがえる
中古車相場の状況ですが
いずれにしても
ダイハツエッセの中古を
あなたも狙っているなら
気になるのが買ってから
急に故障や不具合がでないかって
ことじゃないでしょうか?!
「部品屋の立場」からすると
L235S/L245Sのエッセには
弱点といえる故障やトラブルが多い
高額修理になってしまう部品が
いくつかあります・・・
今回はダイハツエッセを
中古で買うなら注意したい
弱点、トラブルが多い部分を
解説していきますよ~!
◆目次
弱点:エアコンのコンプレッサー
L235S/L245S エッセの
エアコンのコンプレッサー、
春から夏場にかけて
整備工場さんからお問い合わせが多い
=故障が多い弱点部品のひとつ。
エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが
ダイハツエッセでは
焼付きやガラガラ異音といった
不具合が春~夏~秋に頻発し
特に夏場は「稼ぎ頭」といえるぐらい
整備工場さんなどから注文がきます。
(=それだけ壊れているっていうこと)
で、このエアコンのコンプレッサー、
注意したいのが
修理代が高いということ。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでて故障したからといって
コンプレッサーだけを
交換すればいいっていう
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万オーバーも覚悟の状況です!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
注意点①:エンジンの中はキレイ?!
L235S/L245S エッセの
中古を購入するなら注意したい、
買う前に必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
2万kmもオイル交換しなかったお客さんのクルマ、
エンジンいっちゃったから中古で安いの探してって
整備工場さんからお問い合わせがきたことも!
そのためお目当ての
エッセの中古があるなら
購入前に必ず確認したいのが
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。
ドロドロのヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレの中古車をつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかが定期的にされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかるポイントだと思っていますので。
注意点②:エンスト、走行不能になる危険性
L235S/L245S エッセには
注意したいリコールが!
エンジンのセンサー部品の不良で
走行中にエンスト、始動不能の危険性
【ダイハツリコール情報】
https://www.daihatsu.co.jp/info/recall/99198.htm
このトラブルは他車種も含め
少なくとも実際に46件も発生して
リコールに発展しているので
あなたが狙っている
ダイハツエッセの中古車が
この不具合に該当する車両なら
改善措置を受けたか
しっかり確認したいところ。
走行中にエンストしたり、
エンジンがかけられなくなったり
危険な内容ですし、
高速道路を走っている最中に
この不具合に見舞われたら
事故になる危険性もありますので
注意したいところであります!
でもリコールとかの改善措置って
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
と、思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
ディーラーに行けば
タダで交換してもらえますよ
なんて案内することが
ちょこまかとあるんです。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされたか
履歴を確認しておくのが安心です。
注意点③:エンジンの異音や異常振動
あなたが狙っているエッセの
中古車があるなら試乗してみて
「ガタガタ」「ブルブル」
と、エンジンから異音や
異常な振動を感じたら
エンジンマウントが
劣化している可能性が!
参考画像:エンジンマウントってこんな部品
このエンジンマウントは
ゴムの塊が仕込まれた部品で
エンジンと車体の間にかまされて
固定する役割を担っていますが、
ゴムの塊がエンジンの振動を吸収し
車内の乗員にガタガタと不快な振動を
伝えないようにする大切な部品。
しかしこのエンジンマウントが
早期に劣化する恐れがあることから
「保証期間」が延長された
経緯があるんです。
ダイハツ保証期間変更情報
https://www.daihatsu.co.jp/info/recall/12051.htm
従来3年または6万㎞までの
保証期間だったものに対して
新車登録から9年まで
保証期間が延長されています。
ただ、延長はされたとはいえ
ほとんどがタイムリミットを
迎えている状況なので
故障しても保証はされず
自費での修理を余儀なくされます。
ここで覚えておきたいのは
わざわざ保証期間が延長されたほど
エンジンマウントが劣化し
トラブルが出やすいということ。
交換工賃まで含めると
5万コースは覚悟なので
狙っているエッセの中古があるなら
試乗をしてみて異音や振動がないか
まずはチェックしたいところです。
⇒故障リスクを回避するには
ここまでお話してきたように
L235S/L245Sのエッセには
注意したい弱点ともいうべき
不具合の多い部品がありますし
それら以外にも
距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。
例えば・・・
・セルモーター(スターター)
・オルタネーター(発電機)
・MT/ATミッション
・センサー部品
・電装品etc.
と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
あなたがダイハツエッセを
中古で買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
⇒エッセの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
L235S/L245Sの
エッセの中古車で気をつけたい
・エアコンの故障
・エンジン内部の汚れ
・走行中のエンスト
・エンジンマウントの劣化
などトラブルが多い弱点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
ダイハツエッセの中古を
どうすれば少しでも安く買えるか
ってういうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
エッセの中古車を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見もせずに言われましたし!
でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
ダイハツエッセの中古があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのダイハツエッセに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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