CT9A ランエボⅦ・Ⅷ・Ⅸの弱点や故障を【部品屋の視点】で解説するよ

CT9A 中古

CT9Aのランエボ・・・

今だ色褪せることを知らない
第一線級の戦闘能力、

伝統の4G63ターボの
狂気なまでのパワーと

雨が降ろうが路面へ余すことなく
パワーを叩きつける4WDと

AYCによる異様なまでの
コーナリング性能。

シチュエーションによっては
フェラーリやポルシェさへも撃墜する
まさにスーパースポーツイーター・・・

ランサー エボ9 欲しい

そんなCT9Aの型式を持つ
ランエボⅦ~Ⅷ~Ⅸの中古相場を
チェックしてみると・・・

コミコミ100万以下の
安いやつだと距離を走ってたり
修復歴ありのオートマを搭載した

ランエボ7 GT-Aなら
選べるかな~って感じ。

ランエボⅨ MRなんかだと
走行距離10万km選手でも
300万オーバー!とか

かなりのプレミア価格で
人気の高さがうかがえる状況ですが

いずれにしても
CT9Aのランエボを中古で
狙っているなら気になるのは

買ってから故障や不具合がでないか
ということじゃないでしょうか。

全国の整備工場さんから
部品の問い合わせを受ける
「部品商」の仕事をする中で

故障が多い箇所や弱点を
部品屋の視点でお伝えします!

 





 

 

弱点①:パワステポンプの故障

パワステポンプ参考画像

軽いハンドル操作を生み出す
油圧ポンプのであるパワステポンプ。

どうしても経年劣化による
不具合が避けられない部品で

日々の仕事の中でも
整備工場さんや一般ユーザーさんから

非常にお問い合わせが多い
定番の故障部品と言えます!

ハンドルを切った時に
ゴ~っと異音がでたり、

フルードが漏れたり、

パワステが効かないなど
トラブルが出やすいですが、

気になる新品の値段は・・・

約7万5000円

と、いい値段していますし
工賃などが入るとちょっと痛い
出費となってしまいます。

新品よりも安価な
リビルトのパワステポンプなら
半額程度の価格とだいぶ安いですが

タイミングが悪いと
在庫が切れてることも少なくないので
そのあたりは注意したいところです。

 

 

弱点②:エアコンの故障

カーエアコン参考画像

CT9Aのランエボで
春~秋には整備工場さんから
意外とお問い合わせが多いのが

・エアコンのコンプレッサー

エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが

特にCT9Aのランエボは
年数がたってきているだけに

経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり

いつ壊れてもおかしくない
状況であるともいえます。

カーエアコン参考画像

エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く

このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、

注意したいのが
修理代が高いということ。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

 

そして安価なリビルト品も
パワステポンプ同様に

タイミングが悪いと
在庫がないなんてことも
珍しくないので厄介です!

 

 

弱点③:マフラーのサビ、腐食

CT9A 排気管

卓越した4WD性能ゆえに
降雪地域でも使用されることが
多い車種だからなのか、

CT9Aのランエボで
意外とお問い合わせが多いのが

マフラーがサビでボロボロになって
腐食してしまい排気漏れしてるから

安い中古のマフラーを
探してくれっていうお問い合わせ。
社外マフラーの音量がデカくて車検NGだから
純正マフラー探してって話も多いですね~

 

で、困ったことにCT9Aランエボの

中古のマフラーを探しても
なかなか見つかりません・・・

廃車や事故車が入庫すると
すぐに専門ショップさんが
クルマ丸ごと引取ったり、

ランエボシリーズは海外での
人気が高く需要もあるので

外人さんが丸ごと輸出用で
おさえてしまったりと

部品取りされる機会がなく
ありとあらゆる部品の中古が
流通してない状況なんです・・・

 

でもマフラーならサビても
交換すれば済む話ですが

もっと注意したいのは
車体にひどいサビや腐食が
ないかということ。

車体のサビ

CT9Aのランエボに限らずですが
北海道や東北など降雪地で走ってた場合

融雪剤などの塩害によって
ちゃんとメンテナンスされていないと
腹下にサビや腐食がでてしまいます。

こんなことが関係してかネットで
ランエボの中古車情報を見ていると

「関東仕入の車両」
「道内未使用」

なんてわざわざ記載している
中古車屋さんもあるほど。

でも、関東仕入のクルマであっても
冬にスキーやスノボによく行ってたなら
油断はできません。

あなたも「これは!」と思う
1台を見つけたらお店の人に頼んで

リフトアップしてもらうなど
ボディ下面や足回り、マフラーなど

サビのチェックは
しっかりしたいところです。

もしサビサビな状態なら
買ってから苦労するのが
目に見えてますので・・・

※特にリフトアップなんかはお店に頼んだ時に
快く対応してくれるかどうかでお店の良し悪しも
垣間見ることができちゃいますね^^

 

※サビに関連した要注意ポイント

 

⇒AWC用油圧ユニットの保証期間延長

【三菱リコール情報】
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/support/recall/others/detail/19.html
AWC オイルポンプ

H13年1/22~19年4/3
期間に生産されたCT9Aの
各ランエボのAWC搭載車は

油圧ユニットが道路にまかれる
「凍結防止剤」などの影響で
サビや腐食が発生し

アクティブセンターデフや
AYCに油圧が供給されなくなって
機能しなくなる恐れがあるため

保証期間が延長された
経緯があります。

しかし・・・。

この保証期間延長は
新車登録から8年まで
という時限措置のため

現在CT9Aのランエボは
もう無償で修理してもらえません。

この手の油圧ポンプを交換となれば
工賃合わせて20万や30万がすぐに
飛んでいくような状況ですし、

わざわざ保証期間が延長されるほど
トラブルが多かったともいえるだけに

あなたもCT9Aのランエボを
中古で購入するのであれば
下まわりのサビ腐食にはご注意を!

 

 

注意点①:ヘッドライトが点灯しなくなる不具合

 

CT9Aのランエボを中古で買うなら
気をつけたいリコールがあります。

ヘッドライトやウインカーが
点灯しなくなる危険性

 

【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001622.html

三菱 ヘッドライトスイッチ リコール

H13年1/22~19年4/3
生産されたCT9Aのランエボは

ライトスイッチの基板部分を
固定する台座の構造が不適切で

熱膨張や収縮の繰り返しで
台座と基板のハンダ部分に亀裂が入り
電気の導通不良が発生することで

ヘッドライトやウインカーが
つかなくなる危険性があることから

リコールがアナウンスされた
経緯があります。

このトラブルは他車種も含め
少なくとも332件も発生して
リコールに発展していますし、

夜にヘッドライトをつけようとしたら
「あれ?つかない・・・」なんて
なってしまったら事実上走行不能に!

場合によっては非常に危険な
不具合・トラブルなだけに

あなたが狙っている
CT9A ランエボの中古車が
リコールに該当する車両なら

改善措置を受けたかどうかは
しっかり確認するのが安心です!

 

でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?

 

そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。

普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると

あれ?これリコール対象ですよ

なんてことがちょこまかあります。

どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが

こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので

お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされているか
履歴を確認しておくのが安心です。

 

 

注意点②:CT9A ランエボはぶつけると高くつく!

板金修理

CT9A ランエボⅦ、Ⅷ、Ⅸを
中古で買ったらホントに注意したいのが

「ぶつけると修理代が高い」

ということ!

クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、

それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば

鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。

しかしCT9Aのランエボは
ドアやバンパー、ヘッドライト、
ドアミラーなどといった

ありとあらゆる外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。

なぜ見つからないかというと、
さきほど「マフラーのサビ注意」の
ところでも少しお話したように

ランエボは国内市場はもちろん
海外市場でも需要が高く大人気!

そのため20万㎞オーバーとかの
過走行車でボロボロだったとしても
事故車でグッチャリいってても

解体ヤードにクルマが入庫すると
専門ショップや外人バイヤーさんなどが

すぐに廃車になったCT9Aのランエボを
クルマ丸ごと輸出などしてしまうので
「部品取り」されることもなく

その結果としてバンパーなどの
中古部品が流通しないという
困った状況にあります・・・・。

このような事情があって
CT9Aのランエボをぶつけて壊すと

値段の高い新品部品での
板金塗装など修理代が高くなりがち!

先日も仲のいい整備工場さんから

ランエボ8のヘッドライトが
水漏れしてるから安い中古探して~

というお問い合わせがきましたが
なんでも新品のHIDヘッドライトは
ユニット定価が約8万

バラストとかがついた
アッセンブリーだと約17万

すさまじく高いから
安い中古があればということで。

でも・・・というかやはりというか
いろいろ探しまわってみても
全く見つからず・・・

ランエボは各世代ともに
こんな厳しい状況なので

ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります!

 

 

注意点③:カスタムされたCT9Aの中古車

CT9A カスタム

CT9A ランエボの
中古車情報を見ていると

エアロや車高調、マフラー、
アルミなどバリッとキマってて

いいね~、わかってるね~^^

と思ってしまうような
カスタム&チューニングされた
中古車もよくでていますが、

そんなカスタムされた
ランエボの中古を購入するなら
注意したいのが・・・

・車検対応のカスタムか

・純正部品は残っているか

っていうこと。

 

日々の仕事の中で
整備工場さんから車検がらみで

・サスペンション1台分

・センターとリヤのマフラー

・ヘッドライト

などのお問い合わせがよく来ます。

マフラーは音量だけでなく
認証がとれていないと車検が
通せなかったり厳しくなってますし、

ヘッドライトはイカリングとか
スゴイのが装着されててNGだから
安い中古を探して~ときたり、

いまダウンサスが入っているけど
最低地上高が足りてないし

ノーマルのバネは
お客さん持ってないって言うから
1台分探してよ~って感じで。

で、中古パーツを探してみても
前述したようになかなか見つかりません。

【※車検対応マフラーでも要注意!】
先日、仲のいい整備工場さんからマフラーのお問い合わせがきたのですが、お客さんのクルマには車検対応のマフラーがついてはいるものの経年劣化で音量が大きくなってしまい交換しないと車検がダメだから中古でマフラー探して~とお問い合わせがきたことが!

エボⅧ カスタム

新品で部品を交換するとなれば
すぐに20万や30万がすぐ飛ぶだけに

車検に対応していない
カスタムがされた中古車だったり
純正部品が残っていない場合は、

あなたがランエボを購入した後に
車検や故障した時など困った状況に
見舞われかねません・・・

カスタム・チューニングされた
ボクスターの中古を買うなら

・車検に対応しているか

・純正部品は残っているか

といったことは
確認しておくのが安心です!

 

※個人的にも困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかなんかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^

コルベット C7 評価

 

 

⇒CT9Aの中古、故障リスクを回避するには

ランエボⅨ 注意点

年数のたった、距離を走った中古車は
いつ故障が起きてもおかしくないのは
認識しておきたいところ。

例えば・・・

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・オルタネーター(発電機)
オルタネーター 発電機

・タービン(ターボ)
ターボの参考画像

・センサー部品
センサー部品の参考画像

など、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがCT9Aのランエボを
中古で買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・

 

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

 

※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒CT9Aの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

ランサーエボリューション9MR

CT9A ランエボの
中古車で気をつけたい

・パワステポンプの故障

・エアコンの故障

・車体のサビや腐食

・ライトスイッチのリコール

・カスタムされた中古車

などトラブルが多い弱点のことを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
CT9A ランエボの中古を

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

ランエボⅨ 価格

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
CT9Aの中古車を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見もせずに言われましたし!

でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
CT9Aのランエボがあるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのランエボの中古に
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか。

愛車を一括査定に依頼してみる
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