スタイリッシュなホンダの軽・・・
JB5/JB6のライフ!
そんなJB5 ホンダライフの
中古相場をチェックしてみると、
10万kmオーバーの過走行車や
事故歴(修復歴)アリが多い中で
探せばコミコミ20万ぐらいでも
そこまで走ってないのが見つかり
オシャレで安い軽の中古を探してるなら
狙い目な1台だな~って感じの
JB5 ライフの中古相場ですよね^^
でもJB5系のホンダライフは
2003年に登場し最終後期モデルでも
2008年と年数がたってきてるだけに
JB5 ホンダライフの中古車を
あなたも狙っているなら
いずれにしても気になるのは
買ってから急に
故障や不具合がでないかって
いうことじゃないでしょうか?!
「部品屋の立場」からすると
JB5系のホンダ ライフには
弱点といえる故障やトラブルが多い
高額修理になってしまう部品が
いくつかあります・・・
今回はJB5 ホンダライフを
中古で買うなら注意したい
弱点、トラブルが多い部分を
解説していきますよ~!
◆目次
弱点①:エアコンのコンプレッサー
ライフJB5系の中古で注意したい
年数や距離を走ればトラブルが
避けられない部品なのが・・・
・エアコンのコンプレッサー
エアコンのガスを圧縮する
このコンプレッサーですが、
経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり
いつ壊れてもおかしくない
状況であるともいえます。
エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く
このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、
注意したいのが
修理代が高いということ。
上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて
コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって
コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・
主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、
リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり
異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので
コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
10万や20万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・
弱点②:オルタネーター(発電機)
次にJB5 ライフの中古で注意したい
故障が避けられない弱点な部品が・・・
オルタネーター!
オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが
発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。
この熱の影響なのか
コンプレッサーと同じく
特に夏場の暑い時期には
整備工場さんからお問合せが多く
修理交換となれば
安価なリビルト品で交換しても
5万コース覚悟の高額修理ですし、
そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!
弱点③:パワステラック
電動パワステのラックも
JB5系のホンダライフでは
整備工場さんなどから
お問い合わせが頻繁にくる
ド定番と言えるほど
不具合の多い部品です・・・
電動モーターが故障して
パワステが効かない重ステの
状態になってしまったり
ガタツキがでたりといった
不具合がでやすく
経年劣化によるトラブルが
避けられません・・・
ちなみにこのパワステラックの
新品定価は約10万と高額ですし
安価なリビルト品で修理しても
5万コースは覚悟の状況と
高額な修理代に見舞われます!
注意点①:エンジンの中はキレイ?!
JB5系のホンダライフの中古を
購入するなら注意したい、
必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!
そのためお目当ての
JB5 ライフの中古車があるなら
購入前に必ず確認したいのが
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないかということ。
ドロドロなヘドロみたいなスラッジがついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!
※特にJB7/JB8のライフディーバなどのターボ車の場合は
オイル管理がしっかりされてない中古車をつかんでしまうと
タービンブローなどの故障でタダでは済まないリスクが!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます・・・。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかがされていたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
がわかるポイントだと思っていますので。
注意点②:ライフ JB5はぶつけると高くつく!
JB5系のホンダライフの中古を
買ったらホントに注意したいのが
「ぶつけると修理代が高い」
ということ!
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
しかしJB5系ライフの
ドアやバンパー、ヘッドライト、
リヤゲートなど外装部品の中古が
みんなぶつけてしまうからなのか、
意外と見つからない状況です。
見つかっても状態が悪かったり!
そんな状況だから珍しい色、
あまり見かけない車体色だと
ホント絶望的・・・!
で、特に注意したいのは
「リヤゲート」をぶつけて壊すと
大変な目にあうということ。
ハッチバックのクルマ特有の
上に開くこのリアのハッチゲート。
この画像からもわかるように
JB5系ライフのリヤバンパーは
非常~に薄いデザインなので
後ろまわりをぶつけると
リヤゲートもグッチャリといく
危険性がありますが
このリヤゲート修理代が
刺激的に高いんです・・・
運よく同じ色の中古が見つかっても
10万前後が飛んでいきますし、
タイミング悪く中古で同色の
リヤゲートが見つからず
さらには板金修理できないほど
ガッツリと凹ませた時には
新品のリヤゲートに塗装して
ガラスを脱着して・・・と、
20万コースも覚悟みたいな!
このような状況なのであなたも
JB5 ライフを中古で買ったら
ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。
注意点③:バッテリーあがりで走行不能になる危険性
エンジンがかかっている時に
ボンネットを開けると
ベルトが回っていますよね?!
平成15年8月~16年9月
の期間に生産された
JB5、JB6、JB7、JB8
これら各モデルのライフは、
このベルトが脱落して
発電機であるオルタネーターが
動作せず発電不良となって
バッテリーあがりで
走行不能になる危険性があることから
リコールがアナウンスされた
経緯があります。
【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/10/recall10-052.html
これは、エアコンのコンプレッサーの
ベルトがかかる滑車部分である
プーリーに歪みがでて
ベルトが脱落してしまうことで
同じベルトで駆動している
発電機のオルタネーターが
発電しなくなってしまいます!
このリコールの改善措置としては、
コンプレッサーのプーリー部分を
良品に交換する
といった措置がとられていますが
このトラブルは実際に
少なくとも104件も発生して
リコールに発展しているだけに
あなたが狙っている
JB5系 ホンダライフの中古が
リコールに該当する車両なら
改善措置を受けたかどうか
しっかり確認するのが安心です。
でもリコールとかの改善措置って
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?
と、思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。
普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると
あれ?これリコール対象ですよ
ディーラーに行けば
タダで交換してもらえますよ
なんて案内することが
ちょこまかあるんです。
どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが
こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくないので
お目当ての中古車を買う前に
ちゃんとリコールの対策がされたか
履歴を確認しておくのが安心です。
高速や流れの速い幹線道路などで
バッテリーがあがって立往生になれば
後ろから突っ込まれる重大事故にも
なりかねない危険な不具合ですので!
注意点④:カスタムされたJB5 ライフの中古車
JB5系ホンダ ライフの
中古車情報を見ていると
アルミやローダウン、マフラー、
エアロなどバリッとキマってて
いいね~、わかってるね~^^
と思ってしまうような
カスタム&チューニングされた
中古車もよくでていますが、
そんなカスタムされた
JB5 ライフの中古車を
購入するなら注意したいのが
・車検に適合したカスタムか
・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか
っていうこと。
もし車検に適合しない
カスタムがいろいろとされていて
純正パーツも残されていなかったら
車検を通す際や故障した時など
非常に困った状況に陥ります。
JB5 ホンダライフの
純正の中古パーツを探しても
なかなか見つからない状況ですし、
新品の純正部品は
思いのほか高額です。
そのためカスタムした部分を
元に戻さないと車検が通せないと
指摘されてしまった場合
泣く泣く高額な新品で
部品交換する羽目に・・・
5万や10万がすぐ飛んでいくような!
【※車検対応マフラーでも要注意!】
先日、仲のいい整備工場さんからマフラーのお問い合わせがきたのですが、お客さんのクルマには車検対応のマフラーがついてはいるものの経年劣化で音量が大きくなってしまい交換しないと車検がダメだから中古でマフラー探して~とお問い合わせがきたことが!
このようなリスクがあるだけに
ローダウンなどカスタムされた
JB5 ライフの中古を買うなら
車検に適合したカスタムか
カスタムされた部分の
純正部品は残されているか
ということは
しっかり確認してから
購入するのが安心です^^
※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^
⇒JB5 ライフ、故障リスクを回避するには
年数のたった、距離を走った
JB5 ライフの中古車は
経年劣化でいつ故障が起きても
おかしくないのは認識して
おきたいところです。
弱点のところでご紹介した
エアコンのコンプレッサーや
オルタネーターなどの他にも
注意したい部品として例えば・・・
・セルモーター(スターター)
・ATミッション
・ドアミラーやパワーウインド関係
ドアミラーの電動不良によるお問い合わせも多いですね、JB5系のホンダライフ!
・ラジエター
・センサー部品
など、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが
JB5 ライフの中古を
買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒JB5 ホンダライフの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
お値ごろな中古車価格で魅力的な
JB5 ホンダライフの中古車を
買うなら気をつけたい
・エアコンの故障
・オルタネーターの故障
・パワステラックの故障
・エンジンの中はキレイか
・ぶつけると高くつく
・ベルトが外れる不具合
・カスタムされた中古車
などトラブルが多い弱点など
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あと残るは狙っている
JB5 ホンダライフの中古車を
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
JB5 ライフの中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
乗ってきたクルマを見もせずに言われましたし!
でも見に行ったスカイラインの中古
バリモノだからどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
JB5 ホンダライフの中古があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのJB5 ライフの中古に
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
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