使い勝手のいいサイズ感に
ラグジュアリー感がインストールされた
プレミアムハイブリッドサルーン・・・
レクサスHS250h!
人気のレクサスHS250hなだけに
中古車相場をチェックしてみると
後期型の距離を走ってないのなんかは
けっこういい値段していますよね!?
お安いやつだと
軒並み10万㎞オーバーとか
事故歴があるやつだったり・・・
コミコミ150万ぐらいの予算なら
4~5万㎞のそこまで走ってないのが
選べるような状況でしょうか。
でも、レクサス HS250hは
年数がたってきているだけに
中古で狙っているなら気になるのは
買ってから故障や不具合が
急にでないかっていうことじゃ
ないでしょうか!?
今回はレクサスHS250hを
中古で狙っているなら注意したい
故障や弱点といった部分を
「部品屋の視点」で
解説していきますよ~!
◆目次
弱点①:ハイブリッド車であることが弱点!?
レクサス HS250hは
ハイブリッド車であることが
弱点です・・・なんてこと言うと、
ハイブリッドだからいいのに
何を言ってるのこの人!?
って思われちゃうかもしれませんが
普段の仕事で部品を卸す仕事をしてると
ハイブリッド車の「怖さ」を
感じる出来事がちょこまかあります。
ご存知の通りハイブリッド車は
普通のガソリンなど車にはない
・駆動用モーター
・ハイブリッド用バッテリー
・インバーター
・電動エアコン
といったハイブリッド特有の部品が
数多く採用されていますが
これらの部品が故障すると
どえらい修理代に発展して
燃費がよくて浮いたガソリン代など
一瞬にして吹飛ぶような状況に!
先日も某ハイブリッドの
ミニバンに乗る一般ユーザーさんから
悲痛なメッセージとともに
部品の問い合わせがあったのですが
その内容はというと・・・
駆動用バッテリーと、インバーターが故障して、ディーラーで82万と言われました。あまりにも高いので安い中古はありますでしょうか。宜しくお願いします。
いや~82万って・・・
これは極端な例かもですが
ハイブリッドの関連部品が故障すると
20万や30万はすぐ飛んでいくので
故障した際に「高くつく」というのが
ハイブリッドの最大の弱点と言っても
過言ではありません!
弱点②:ラジエターからの水漏れ
経年劣化によるトラブルが避けられず
こちらも整備工場さんなどから
お問い合わせが
ちょこまかくるラジエター。
安価な社外新品のラジエターで
修理・交換するにしても
ラジエター本体だけでなく
ホース類などの周辺パーツ代、
冷却水代、交換工賃と加わって
10万コースは覚悟の高額修理に!
で、このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも
年数がたったことによる経年劣化で
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!
私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)
急にきます、ラジエターの水漏れ!
注意点①:オイルが減る不具合
レクサスHS250hを
中古で狙っているなら
要注意なトラブルがあります。
それは・・・
エンジンオイルが減ってしまう
2AZエンジンに出された保証延長。
【レクサス保証延長情報】
https://lexus.jp/recall/kaisyu/141126.html
H21年6月~26年10月に
生産されたレクサスHS250hは、
フットブレーキを踏まずに
エンジンブレーキで減速するような
運転をしているとエンジンオイルが
負圧によって燃焼室まで吸い上げられ
オイルが燃やされ減ってしまうため
保証期間延長がアナウンスされた
経緯があるんです!
改善措置として、
・ピストンやピストンリング
オイルノズルを改良品に交換
といった大がかりなことまで
「無償対応」されています。
でも、ここで注意したいのが
無償対応は時限措置ということ。
新車登録から9年以内は
エンジンオイルが減る症状に対し
無償で改善措置が受けられますが
あなたが中古で狙っている
HS250hの年式によっては
タダで直してもらえません・・・
オイルが減るという
エンジン焼付きにつながりかねない
危険な不具合・トラブルですし、
自費で改善措置を受けるとなったら
大変な出費に見舞われるので
要注意なポイントであります!
このトラブルが原因なのか
普段の仕事でもちょこまかと
・中古のエンジン探してくれ
・リビルトエンジンいくら?
って問合せが来ます。
そのため狙っているHS250hが
このトラブルに該当する個体なら
エンジンオイルの減りがないか、
改善措置を受けた個体かどうか
確認しておくのが安心です。
注意点②:エンジンの中はキレイ?!
レクサスHS250hの中古を
購入する前に注意したい、
必ず確認したいのが
エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。
オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり
エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!
整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!
そのためお目当ての
HS250hの中古車があるなら
オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部が
汚れていないか要確認です。
ヘドロみたいなスラッジがベッタリついてたら
ちょっとヤバイです、そのクルマ!
もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら
後々エンジン焼付きなどの
リスクがあなたに降りかかってきます!
また、オイル交換もされず
「乗りっぱなし」にされてたような
愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら
後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・
中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。
オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと
下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。
そんな状況ではなにかとヤレや
劣化がでてしまいがちですので、
ハズレの中古車をつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや
オイル交換とかが定期的にされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^
あと自分が中古車を買うときにチェックするポイントは
座席のサポート部分とかにひどいシワやヨレ、
擦れたり劣化がないかってのはよく見ます。
こういった部分も前述したような
「愛されていたかどうか」
「丁寧に乗られていたか」
「前のオーナーの人柄」
がわかるポイントだと思っていますので。
注意点③:ちょっと恐いブレーキのトラブル
レクサスHS250hで注意したい
ブレーキの効きが低下する恐れがある
危険な不具合・トラブル。
【レクサスサービスキャンペーン情報】
https://lexus.jp/recall/campaign/180131.html
電動式ブレーキアクチュエーター
と呼ばれるブレーキ関連部品の
シール部分が摩耗することで
警告灯が点灯、警告音が鳴り、
そしてブレーキの効きが悪くなる
危険性があることから
サービスキャンペーンが
アナウンスされています。
トヨタのプリウスをはじめ
同様のトラブルが発生しているので
あなたもHS250hを買ってから
ブレーキの警告灯が点灯したら
このサービスキャンペーンのことを
思い出したいところです。
注意点④:HS250hは、ぶつけると高くつく!
HS250hを中古で買ったら
注意したいポイントとして
「ぶつけると修理代が高い」
というのも覚えておきたいポイント。
クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、
それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば
鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。
しかし、レクサスHS250hは
ドアやバンパー、ヘッドライトなど
ありとあらゆる外装部品の中古が
なかなか見つからない状況です。
なぜ見つからないかというと、
プリウスをはじめハイブリッド車は
海外市場でも需要が高く大人気!
そのため20万㎞オーバーとかの
過走行車でボロボロだったとしても
事故でグッチャリいってても
解体ヤードにクルマが入庫すると
すぐに外人バイヤーさんなどが
廃車になったレクサスHS250hを
クルマ丸ごと輸出してしまうので
「部品取り」されることなく
どんどん国外へ流出してしまい
その結果として中古部品がないという
困った状況にあります・・・・。
なんでもモンゴルでの需要がスゴイんだとか。。。
このような事情があって
レクサスHS250hはぶつけて壊すと
高い新品部品で板金塗装となり
修理代が高くなりがちです!
特にあまり見かけないような変わった色だったり
スピンドルグリルが装着された後期型なんかだと
ホント中古のバンパーとかが見つからないので
ぶつけないようにご用心を・・・
⇒HS250hの中古、故障リスクを回避するには
最初にお話しした通りHS250hは
「ハイブリッド」であるということが
最大の弱点ともいえます。
ハイブリッド関連部品に
不具合やトラブルが発生すれば
フツーのガソリン車では考えられない
30万や40万といったような
超高額な修理代の請求書が
空からヒラヒラと舞い降ります。
年数や距離を走った中古車であれば
いろいろな部品にいつ故障が起きても
おかしくない状況があるだけに
認識しておきたいところ。
そしてあなたがHS250hを
中古で買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・
このようなちょっと恐い
故障リスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」。
中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、
カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。
万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば
修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので
多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。
一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!
※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^
⇒HS250hの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと
HS250hを中古で買うなら
注意したいポイントなどを
部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。
あとは狙っている
HS250hの中古車があるなら
どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^
中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば
それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。
ではどうやって狙っている
HS250hの中古を安く買うか。
それはやっぱり
いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと
に尽きると思います。
自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に
やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら
前から欲しかった
V35スカイラインクーペの中古が
クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^
走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!
その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。
たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが
6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから
10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。
で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると
10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね
なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もせずにバッサリ・・・
まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・
でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、
だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。
そこで役に立ったのが無料一括査定。
買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか
ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。
で、何社か回答きたのが
30万~40万!
これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^
でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!
買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて
ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。
で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^
この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・
もしあなたも狙っている
HS250hの中古車があるなら
1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。
いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって
お目当てのレクサスHS250hに
予定を前倒で乗り換えることも
できちゃいますしね^^
まずは愛車の買取相場だけでも
確認してみてはいかがでしょうか!?
愛車を一括査定に依頼してみる
↓ ↓ ↓