F10系 BMW523dの弱点や故障。【部品屋の視点】で解説するよ

F10 BMW523d 中古

 

風格漂う端正な姿に
クリーンディーゼルを搭載した
F10系のBMW523d・・・

ディーゼルの特性を生かした
低回転・大トルクの余裕と

ディーゼルでありながら
スッキリと回りきるフィール、

低燃費に加えガソリンに比べ
燃料代が安い軽油による経済性。

そしてプレミアムEセグメントに
ふさわしい洗練された質感が支配する
インテリアの仕立ての良さなど
全方位に魅力的なBMW523d・・・!

BMW5シリーズ インディビデュアル インテリア
F10 BMW5シリーズ 質感

 

そんなBMW523dの
中古相場をチェックしてみると、

コミコミ100万~150万あたりの
安いやつでも探してみると
そこまで走ってないのも見つかったり

元々が700万オーバークラスの
高級車ということを考えれば
非常にお値打ちな相場ですよね^^

F10 BMW523d 欲しい

 

そんなクリーンディーゼルと
高級車にふさわしい質感が魅力的な
F10/F11系BMW523dの中古ですが

いずれにしても心配なのは
中古で買ってから急に故障しないか
っていうことじゃないでしょうか?!

今回はBMW523dの中古を
狙っているなら注意したい
故障や弱点といった部分を

「部品屋の視点」
解説していきますよ~!

 





 

 

弱点①:BMW523dはディーゼル車であることが弱点!?

BMW523dワゴン

 

F10 BMW523dセダンも
F11 BMW523dツーリングも、

「ディーゼル」であることが
弱点です!・・・なんてことを言うと

 

ディーゼルだからいいのに
何を言ってるのこの人は!?

 

って思われちゃうかもしれませんが
普段仕事で部品を卸す仕事をしてると

ディーゼル車の「怖さ」
感じる出来事がちょこまかあります。

クリーンディーゼル トラブル

 

クリーンディーゼルの車は
普通のガソリンなど車にはない

・噴射ポンプ

・コモンレール

・インジェクター

・DPF(微粒子捕集フィルター)

・尿素SCR関係

などクリーンディーゼル特有の
部品が数多く採用されていますが

これらの部品が故障すると
20万や30万がすぐ飛ぶような
どえらい修理代に発展して

燃費がよくて浮いた燃料代など
一瞬にして水の泡となります・・・

クリーンディーゼル 注意点

クリーンディーゼルは
従来のディーゼル車よりも
超高圧で燃料を供給したり

非常に高い精度で制御したりと
何かと過酷な使用環境にあり

経年劣化によるトラブルは
フツーのガソリン車に比べると

リスクが高いといっても
過言ではありません。

で、困ったことにこの手の
クリーンディーゼル関係の部品は
元々新品定価が高いことに加え

安価なリビルト品などがまだ少なく
どうしても修理代が高くなりがちです。

このようなことから故障した際に
「修理代が高くつく」というのが

クリーンディーゼルの最大の弱点
と言っても過言ではありません!

※先日某メーカーの
ディーラー担当者と話をしている時に

排ガスを浄化する「尿素」が白く結晶化して
エンジンチェックランプが点灯する不具合で
入庫しているクルマがあるということで。

どうやらそのオーナーさん、
長時間のアイドリングや普段走る時も
スピード出さずに低回転ばかりで走ってるそうで
その結果として尿素が結晶化してしまったらしく。

こんなトラブルもあるようなので
長時間のアイドリングは控え
たまにはエンジン回転数を上げて走ることも
意識するのがいいかもしれませんね^^

 

 

弱点②:エアコンの故障

カーエアコン参考画像

次にF10系のBMW523dで
春~秋に整備工場さんから

お問い合わせがちょこまかくる
弱点な部品なのが・・・

・エアコンのコンプレッサー

エアコンのガスを圧縮するのが
このコンプレッサーですが、

経年劣化によるコンプレッサーの
焼付きや異音といったトラブルが
避けられない状況にあり

特に前期型のBMW523dは
2012年~と年数がたってきてるだけに

いつ壊れてもおかしくない
状況であるといえます。

カーエアコン参考画像

エアコンをよく使う時期である
春~秋にかけて特に故障が多く

このエアコンのコンプレッサーの
お問い合わせも増えますが、

注意したいのが
修理代が高いっていうこと。

上の画像にもあるように
エアコンはシステムで成り立っていて

コンプレッサーが焼付いたり
異音がでたりと故障したからといって

コンプレッサーそれだけを
交換すればいいっていうような
単純な話しじゃありません・・・

カーエアコンシステム部品 参考画像

主に故障の原因になるのが
エキスパンションバルブという
髪の毛の細さ程度しかない
霧吹き器のノズル部分だったり、

リキッドタンクとよばれる
フィルターの役目がある部分で
スラッジなどが詰まり

異常高圧⇒コンプレッサーが故障
といった流れになることが多いので

コンプレッサーや関連したパーツの
部品代+工賃+ガス代と加わっていくと
20万や30万が飛んでいきます!
焼付きやロックでコンプレッサー内部の削れカスが
システム内に回っちゃうとコンデンサーの交換や、
配管も全部外して清掃など大事になっちゃいます・・・

 

 

弱点③:オルタネーター(発電機)

オルタネーター 発電機

F10/F11系 BMW523dの中古で
注意したいお次の部品は・・・
オルタネーター!

こちらも整備工場さんから
ちょこまかお問い合わせが来る
定番の故障部品といえます。

オルタネーターはバッテリーに
電気を供給する発電機ですが

発電時はキンキンに熱くなるため
経年劣化による故障が避けられません。

こちらも熱の影響なのか
エアコンのコンプレッサーと同じく

特に夏場の暑い時期は
整備工場さんからのお問合せが多く

オルタネーターを交換となれば
安価な社外品で交換しても
10万コースは覚悟の高額修理ですし、

そもそもオルタネーターが故障して
発電不良になればバッテリーがあがって
走行不能、立往生に見舞われ

レッカー呼んだりしたり
バッテリーも交換して・・・など
なにかと費用がかさみがちです!

 

 

弱点④:ラジエターからの水漏れ

ラジエター 参考画像

経年劣化によるトラブルが避けられず
こちらも整備工場さんなどから

お問い合わせが
ちょこまかくるラジエター。

安価な社外新品のラジエターで
修理・交換するにしても

ラジエター本体だけでなく
ホース類などの周辺パーツ代、

冷却水代、交換工賃と加わって
20万コースは覚悟の高額修理に!

 

で、このラジエターのトラブルは
厄介なことに走行距離が浅くとも

年数がたったことによる経年劣化
急にトラブルが発生するので
注意したいところです・・・!

私自身も、10年選手だけど3万kmの距離浅な中古車で急に水漏れが発生し困った経験が・・・昨日までは何ともなかったのに朝乗ろうと駐車場に行ったら地面にクーラントが漏れてて・・・(泣)

急にきます、ラジエターの水漏れ!

マセラティ クアトロポルテ 不具合

 

 

注意点①:エンジンの中はキレイ?!

エンジン内部の汚れ

 

ディーゼル車であるBMW523dの
中古を買うなら特に注意したい、
購入前に必ず確認したいのが

エンジン内部が上の画像のように
汚なくなってないかということ。

オイル交換をサボっていると
こんなふうに内部にスラッジがたまり

エンジンが焼付いてしまったり
とんでもない状況に発展する危険性が!

整備工場さんから軽自動車とか中古エンジンの問い合わせを受けた時に在庫状況を調べていると、15万kmとか距離を走っていてもエンジンの中がホントにキレイでオイル交換ちゃんとしてたんだろうな~っていうのもあれば、5~6万kmぐらいでもスラッジやオイル焼けで中が汚くてなんじゃこりゃっていうのもあります!

 

そのため狙っている
BMW523dの中古があるなら
購入前に必ず確認したいのが

オイルフィラーキャップを開けて
キャップの裏やエンジンの内部
汚れていないかということ。

エンジン内部の汚れ
キャップの裏にヘドロみたいな
スラッジがついてたらヤバイです、そのクルマ!

 

もしこれをしっかり確認せず
エンジンの中がひどい個体を
あなたが中古で買ってしまったら

後々エンジン焼付きなど高額故障の
リスクがあなたに降りかかってきます!

また、基本的なメンテナンスである
エンジンオイルの交換すらされず
「乗りっぱなし」にされてたような

愛情なく乗られていた
中古車をつかんでしまったら

後になってからいろいろと
トラブルが出る可能性があるので
用心したいところ・・・

BMW523d 口コミ

 

中古車のいわゆる
「当たり」「ハズレ」って
愛情もって乗られていたかが
大きく関与していると思います。

オイル交換のような
基本的なメンテナンスさえ
されていなかったようなクルマだと

下駄がわりにラフに運転されて
大切にされてなかったなんてことも
想像できてしまいます。

そんな状況ではなにかとヤレ
劣化がでてしまいがちですので、

ハズレをつかまないためにも
エンジンの中がキレイかどうかや

オイル交換とかがされてたかを
当たり、ハズレの判断材料の一つとして
チェックするのがおススメです^^

 

また余談ですが、
BMW523dはディーゼル車ゆえに
距離を走れば避けられないのが

吸気系などの「スス」の堆積。

クリーンディーゼル 吸気系 汚れ

 

燃料添加剤の定期的な投入や
ワコーズのRECSのような
吸気系クリーニングをしてないと

数万km程度でも上の画像のように
どんどんススが堆積していきます。

これによってパワーダウンし
クリーンディーゼル本来の
力強さがなくなったり

燃費が悪くなったり
エンジンから不快な振動がでたりと
様々なデメリットが発生します。

エンジン内部の汚れは
前述のようにオイルキャップを
外せばすぐに見ることができますが
吸気系の汚れは簡単に見れません。

そのためエンジン内部はキレイでも
吸気系は汚れているものと覚悟し

BMW523dの中古を購入した後は
自分でメンテナンスしてあげるのが
おススメです^^

F11 BMW523dツーリング

 

 

注意点②:エンジン不調や車両火災の危険性

 

平成24年7/9~27年5/5
の期間に輸入された
FW20:523dセダン

 

平成24年7/10~27年5/13
の期間に輸入された
MX20:523dツーリング

 

これらF10/F11系の
BMW523dは、

排気ガス冷却装置の
耐久性が不足していることで
冷却水が漏れてしまうものがあり

排気ガスの煤と
漏れた冷却水が混合して
排気ガス再循環装置EGRに堆積し

高温になった堆積物が
インテークマニホールドに流入し溶損、

その結果エンジン不調になったり
車両火災の危険性があることから

リコールがアナウンスされた
経緯があるんです!

 

【国土交通省リコール情報】
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003083.html

 

BMW ディーゼル リコール

このリコールの改善措置としては、

排気ガス再循環装置(EGR)を
対策品に交換する

といった措置がとられています。

エンジン不調や車両火災の
危険性もある恐い内容なだけに

あなたが狙っている
BMW523dの中古車が
リコールに該当する車両なら

改善措置を受けたかどうか
しっかり確認したいところです!

 

でもリコールの改善措置なんて
別に確認なんかしなくたって
ちゃんとやってんじゃないの?

 

そう思うかもしれませんが
それがですね、そうでもないんです。

普段整備工場さんから
部品の問い合わせがきた時に
依頼された部品を調べてると

あれ?これリコールでてますよ!?

なんてことがちょこまかあります。

どういう経緯で
リコールの改善措置を受けていない
状況になってしまったかは不明ですが

こういったやり取りも
日々の仕事の中で少なくありません。

お目当てのBMW523dの中古が
リコールに該当するなら購入前に

ちゃんとリコールの対策がされたか
履歴を確認しておくのが安心です。

 

 

注意点③:BMW523dはぶつけると高くつく!

板金修理

 

BMW523dの中古を
買ったらホントに注意したいのが

「ぶつけると修理代が高い」

ということ!

クルマはぶつけて壊せば
修理代が高くつくものですが、

それでもドアやバンパーなど
同色の中古部品が見つかれば

鈑金・塗装で修理するよりも
大幅に修理代を圧縮できます。

しかしBMW523dの
ドアやバンパー、ヘッドライト、
フェンダーなどの中古部品は

探してもなかなか見つかりません。

人気のBMW5シリーズ、
売れ筋のクルマとは言えども

国産車と比べ絶対数が
圧倒的に少ないのが現実です。

その台数の少なさゆえに、

バンパーなどの中古部品の流通が
ほとんどないんです・・・

で、困ったことに外車なだけに
部品代が国産車と比べ高く

すぐに20万や30万が飛ぶような
修理代になってしまいます・・・

先日もヘッドライトが壊れたからと
中古で安いのを探してときましたが
やっぱり見つからなくって・・・
新品は20万近い定価で激高ですし!

 

BMW523dの中古車価格は
国産車ともはやあまりかわらない
水準になってきている状況であっても

こういった「部品代」を観察すると
やはり外車は外車という感じです・・・

バンパーなんかは元々の部品定価が高いだけでなく
国産車と違って新品のバンパーを取り寄せても
「色が塗られていない」状態だから
塗装代も別途必要となって大変なことに!

板金修理

 

このような状況なのであなたも
BMW523dを中古で買ったら

ぶつけると高くつくというのは
覚えておきたいポイントであります。

 

先日、某外車ディーラーで自損事故で入庫しているクルマがあったのですが、担当氏に話を聞いてみたらそのオーナーさん、「車両保険は入っていたものの、月々の保険料を節約するために【車両 対 車両】の事故にしか対応しない契約にしちゃってて・・・」ということで

100万近い修理代の自己負担になっちゃったんだとか!ボディカラーも特別色の深みのあるパールで、その塗装もあって高くついちゃって~なんてことも言ってました・・・

BMW523dをはじめ、この手の高級車はやはり転ばぬ先の杖として自損事故も含めしっかりカバーしてくれる車両保険に入っておくのが安心と言えそうです^^(車両保険に入っておけば車両盗難のカバーもしてもらえますし!)

 

 

注意点④:雨漏り、水漏れで床下が浸水!

BMW5シリーズ F10系 注意点

 

F10系のBMW523dで
持病とも言える雨漏り、水漏れで
床下がびしょ濡れに浸水するトラブル。

この雨漏り、水漏れの
発生原因として多いのは

①エンジンルーム隔壁の
ステアリングシャフトめくらキャップ

②ドアの内張内部の剝がれや劣化

 

まず①は、右ハンドルの
F10系BMW523dで要注意。

BMW 水漏れ 雨漏り

 

上のイメージ画像のように
右ハンドル化に伴い

左ハンドルのステアリングシャフトが
元々貫通していた部分は穴が開きますが、

その穴をふさぐためのメクラ蓋部分から
雨水が侵入して助手席の足元が浸水し、

さらに進行すると左後席の足元まで
ビチョビチョになるぐらいに
水が溜まって・・・となってしまいます!

BMW 水漏れ
ステアリングシャフトの穴をふさぐためのメクラキャップ。上の画像の左側のキャップは元々車両についていた古いキャップですが、どうやらこのキャップがある部分が袋状になっていて「水抜き穴」が埃などで詰まって水が溜まり、劣化したキャップの隙間から水が室内に侵入するようで。。。キャップの下半分が黒ずんでいるのが水がたまっていた状況を物語っています・・・

 

次に雨漏り、水漏れする原因の
ドア内張の内側の劣化や剝がれ。

BMW ドア 水漏れ

 

上のイメージ画像のように
ドアの内側のシーリングが劣化して
剥がれたりすることで水が室内に入り

フロアマットがグチャグチャになるぐらい
水たまりになってしまうことも・・・

F系のBMWは室内の雨漏り、水漏れは
定番の持病とも言うべきトラブルなだけに

あなたも狙っている
F10系BMW523dの中古があるなら

フロアマットなどを触ってみて
湿っていないかどうかを
しっかり確認したいところです。

雨漏りしている中古車を買っちゃうと
カビ臭さといったニオイの問題だけでなく

車体のサビや床下の電気配線類の劣化など
厄介なことに見舞われますので・・・

もし水漏れ、雨漏りの気配があるなら
ステアリングシャフトキャップの
交換修理で3~4万程度、

ドア内張などの水漏れ修理で
3~4万程度とそこまで費用は
高額にはならないので

しっかり補修するのがおススメです。

 

 

注意点⑤:カスタムされたBMW523dの中古車

BMW523d カスタム

 

F10/F11 BMW523dの
中古車情報を見ていると

ローダウンやアルミ、エアロ、
マフラーなどセンスよくキマってて

いいね~、わかってるね~^^

と思ってしまうような
カスタム&ドレスアップされた
中古車もよくでていますが、

そんなカスタムされた
BMW523dの中古を
買うなら注意したいのが

・車検に適合したカスタムか

・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか

っていうこと。

もし車検に適合しない
カスタムがいろいろとされていて
純正パーツも残されていなかったら

車検を通す際や故障した際に
非常に困った状況に陥ります。

※ヘッドライトやテールランプの「塗装」にも注意!
先日、仲のいい整備工場さんから表面を黒く塗装してブラックアウトされたヘッドライトの塗装が落とせなくて車検に通せないから安い中古ヘッドライト探して~とお問い合わせがきたことが!

ヘッドライトやテールランプを塗装してブラックアウトしているカスタム車両はこんな落とし穴があるので注意したいところです・・・

 

BMW523dは前述したように
純正の中古パーツを探しても
なかなか見つからない状況ですし、

そのためカスタムした部分を
元に戻さないと車検が通せないと
指摘されてしまった場合などには

泣く泣く高額な新品で
部品交換する羽目に・・・

 

このようなリスクがあるだけに
ローダウンなどカスタムされた
BMW523dの中古を買うなら

・車検に適合したカスタムか

・カスタムされた部分の
純正部品は残されているか

ということはしっかり確認してから
購入するのが安心です^^

 

※個人的に困ったのは「社外アルミ」。以前カスタムされたC7のコルベットを買ったんですが車検がきたときにホイール替えないと車検通らないよ~って言われて困ったことが。”なんちゃらフォージド”ってかっこいいホイールだったんですが、認証マークがないだかで車検NGらしくって。。。こんなこともあるので社外アルミもご注意くださいませ~^^

コルベット C7 評価

 

 

⇒BMW523dの中古、故障リスクを回避するには

BMW523d 維持費

 

ここまでお話してきたように
クリーンディーゼル車である
F10系のBMW523dには

いろいろ注意したい弱点ともいうべき
不具合の多い部品がありますが

距離を走った中古車であれば
いつ故障が起きてもおかしくない
状況なのは認識しておきたいところ。

前述したディーゼル関係や
エアコンのコンプレッサー、
発電機のオルタネーター以外にも

・セルモーター(スターター)
セルモーターの参考画像

・ATミッション
オートマ 参考画像

・電動ドアミラーやヘッドライト
BMW523d 故障
ヘッドライトに不具合がでようものなら超高額な【ヘッドライト丸ごと交換】のリスクが!(個人的にも某BMWの中古車で納車翌日にポーンっていう恐怖のお知らせ音とともに「ロービーム異常」という警告表示がされてLEDヘッドライト交換⇒50万コースの修理代になったことが!)

・センサー部品
センサー部品の参考画像

・ナビなど電装品

 

と、経年劣化によって
故障が避けられない部品が
いろいろ潜んでいますが

あなたがBMW523dの中古を
買ってからすぐに故障する
可能性もゼロではありません。
こればっかりはホントわかりません・・・

 

このようなリスクを回避するために
検討して損はないのが「保証」

中古車販売店が独自に保証を
設定しているケースもありますし、

カーセンサーやグーといった媒体が
中古車に有償で保証をつけることも。

万一の不具合が発生した際に
保証でカバーしてもらえれば

修理代を自腹で払うことなく
クルマを直してもらえちゃうので

多少のコストがかかったとしても
保険として保証をつけるという
選択肢もアリだと思います。

一般ユーザーさんからメールで問い合わせが来る時に
「中古車を買って2週間ですが故障してしまって・・・」
「保証を付けてなかったので自費で修理になります・・・」
「そのため安いリビルト品を探してます・・・」
なんてメッセージが添えられてることも少なくありませんので!

 

※また、中古車販売店の保証に加え
自動車保険でも「故障保証」を月々わずかな費用で
受けられるものもあるので検討する価値ありだと思います^^

 

 

⇒BMW523dの中古を買う前にもう一つだけ確認しておきたいこと

F10 BMW523d 価格

 

クリーンディーゼルを搭載した
BMW523dの中古車を
買うなら気をつけたい

・ディーゼル関係の故障

・エアコンの故障

・オルタネーターの故障

・エンジンの中はキレイか?

・エンジン不調や火災の危険性

・ぶつけると高くつく

・カスタムされた中古車

 

などこれらの弱点や
注意点を部品屋の視点でお伝えし、
リスク回避のこともお話ししました。

あと残るは狙っている
F10系のBMW523dの中古を

どうすれば少しでも安く買えるか
っていうことですよね^^

中古車の場合は新車と違って
値引きといった概念がありませんし
もし値引きしてくれる中古車があれば

それは元々その分を見越して
車両価格が高めに設定されていると
考えてもいいと思います。

ではどうやって狙っている
BMW523dの中古を安く買うか。

それはやっぱり

いま乗っているクルマを
高く買い取ってもらうこと

に尽きると思います。

中古車 買取

 

自分もいまの部品屋の会社を
立ち上げて1年たった時に

やっと軌道に乗ってきたから
クルマ買い替えるか~と思って
ネットの中古車情報を見てたら

前から欲しかった
スカイラインクーペの中古が

クルマで小一時間くらいの
近所にいいのがでてたんです^^

走行距離も1万㎞ちょっと、
ブレーキキャリパーが
対向4POTにカスタムされてて!

その時に乗ってた車は
新車で買って13年のアコード。

たしか13万㎞位走ってて
まあ過走行の部類ではあったんですが

6MTのスポーツグレードで
根強い人気があるモデルだから

10万や15万にはなるかな~
なんて考えてたんです。

で、スカイラインを見に行った時に
お店の人に下取りを聞いてみると

10年超えてるクルマは
ウチでは買取できないんですよね

なんてことを言われ!
乗ってきた車を見もしないでバッサリでしたし・・・

 

まさか下取りがゼロとは
想像もしてなかったんで
これはけっこうショックで・・・

でも見に行ったクルマ
バリモノだったしどうしても欲しい、

だけど月々のローンは安くしないと
軌道に乗ったとはいえまだ綱渡りな
起業1年目なだけに恐いし。

そこで役に立ったのが無料一括査定。

買取できないなんて言われた
いままで乗ってきた13年落ちの車が
ホントに価値がないのか

ネットの一括査定で
ためしに確認してみたんです。

で、何社か回答きたのが
30万~40万!

これだけでもゼロ円からすると
とんでもなくいいですよね^^

でもこの時は結局
45万で買い取ってもらえました!

買取してくれた業者さん、
アコードの中古車を若いお客さんから
探してとバックオーダー受けてて

ちょうど自分のアコードが
そのお客さんの希望にあうとのことで
どうしても売って欲しいと。

で、45万で買い取ってもらえたから
無事お目当てのスカイラインクーペに
乗り換えすることができました^^

CPV35

 

この後もいろいろと乗り換えましたが
一括査定が結局一番高く売れる印象があります。
オークション的なのもやってみましたが
思ったほど値があがらないことが多くて・・・

もしあなたも狙っている
BMW523dの中古があるなら

1~2分くらいの入力で
買取相場がチェックできるので
試してみる価値、アリだと思います。

いま乗っているクルマが
想像以上に買取相場が高ければ
高いうちに買い取ってもらって

お目当てのBMW523dに
予定を前倒しで乗り換えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたも愛車の買取相場、
チェックしてはいかがでしょうか!?

愛車を一括査定に依頼してみる
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